酒井高徳が新型コロナウィルス陽性、ついにJリーグにも
全世界に感染が広がり、もう時間の問題だったが、ついにJリーグ初の新型コロナウィルス陽性判定が、ヴィッセル神戸の酒井高徳に出た。 プロ野球でも阪神の藤浪が陽性になったと発表していて、むしろJリーグの選手・スタッフが全員無事なことの方が不思議なくらいだった。誰が最初になっていてもおかしくなかったので、勿論、酒井高が悪いわけではない。 ヴィッセル神戸は今後のスケジュールなどは保健所などと相談のうえ、「適切なタイミングで」公表するとのこと。他のクラブで感染者が出た時のモデルケース(という言い方はおかしいかもしれないが他人ごとではない)になるかと。 チームのメンバーは一緒に練習していただろうし、自宅で経過観察になるかもしれない。そうなるとチーム活動は停止せざるを得なくなり、クラブの仕上がり具合にも影響し、協会のいう「公正な」という部分を満たせなくなってしまう。 こうしてみるとJリーグの再開延期は正しい判断だったということで、5月9日の再開を目指しているが、ここから更に延びる可能性は高くなったかと。 問題はいつ終息するかであり、終わりが見えていたら我慢も出来ようが、終わりの見えないなかで「我慢しろ」と言われてどれだけ気持ちが続くものか・・。 罹患しても軽症で済む若者は特に我慢が効かないようで、この時期にスペインとか普通に旅行に行って帰国後、クラスターを形成していたりするが、こうなると抑え込みは正直難しい。 街のインタビューを聞いても「親は満員電車とかで仕事行ってるのに子供だけ家にいろとかおかしい」と言う高校生世代もいて、その意見はわからなくもない。 自分は病気療養の身で、近いうちに恒例の入院治療をしないといけないのだが、ちょっと命の危険を感じるレベル。 こうなってしまってもはや防ぎようがないので、ある程度は諦めているが、「ほとんどの人が重症化して皆が最警戒する」とかならない限り、危機感は持って貰えないだろう。実際、完全封鎖したとして終息するかと言われたら、確たる答えも出ないだろうし。 Jリーグの再開は更に先になることも想定すると、一旦チームは解散して各自調整するのが気持ちをリセットする意味でも理に敵っているかと。 ただ、伝わって来る練習試合でのていたらくぶりからすれば、一分一秒でも多く練習して早くJ1で戦えるくらいまでは引き上げて欲しいとも思う。いつになったら連携が取れて攻守に...