2021第37節鳥栖(ホーム)戦
ホーム最終戦で、手堅い鳥栖を相手に1-0で勝ち切り。 自分たちのサッカーも出来ていたし、相手の良さも消せていて、ほぼ鹿島のペースで進められたので完勝と言ってもいい。ただ、やっぱりあと2点は取れたし、点差を広げて勝てればもっと楽だったのだが・・。逆に緊張感も保てて良かったのかもしれないが。 MyMVPは安西。上田がせめて2点取ってくれていれば文句なしだったが、先制後のガッカリループの大外れに始まり、GKとの1対1を止められ、CKや混戦の中から数度シュート機会がありながらも決められず。得点王を取るならあれを全部決めるくらいでないと。 安西はキレのある動きで相手を翻弄し、和泉とのコンビネーションも良くサイドをグリグリと縦に抉った。時にはポジションを離れて中央や右サイドまで走って潰しに行ったりと、縦横無尽。これだけやれれば代表に呼ばれるのももうすぐかと。 そうなるとまた海外に目をつけられて出て行ってしまうのかな・・。今の鹿島では数少ない、観ていたい選手のうちの一人なのだが。 荒木は目立たなかったが走行距離もあったし、時折見せる鋭いターンからの連携は良かったが、警戒されて消されていたような。和泉は切り替えも速く、味方のミスもすぐさま挽回し、動きも上々。アシストもついたし、89分まで引っ張った監督の判断も良かった。 アラーノとレオシルバは個人的なマイナスバイアスがかかっているのでもうそういう目でしか見れないが、アラーノは特に球際が弱い。いいところで受けてこれから!という場面で必ず潰されるし、パスを出しても誰に出したかわからないミスばかり。 最初に下げられたが、相馬にしては珍しくいい交代だった。いまだにアラーノを起用し続けるメリットを理解出来ずにいる自分は少数派なのだろうか。 レオシルバは後半に一度切り返しから前方の荒木へのパスでビッグチャンスを演出したが、ファウルを貰いに行って倒されノーファウルでピンチというのも相変わらずだし、極端に悪いわけでもないが積極的に使う理由もないという感じ。次節出場停止なので見納めになるかな。 町田は大ポカミスが2度ほど。失点にはならなかったが少し緊張感に欠けた。関川は気合いも入っていて集中出来ていたし、前方への当たりも強く、無駄なファウルも減って成長を感じた。 スンテはキックミスがいくつかあったが、ゲームを落ち着ける力と、ラストのクロスからのヘディ...