2018第11節横浜FM(アウェー)戦
大岩辞めろとまずは定型句から。
順位は15位にまで下がって降格圏に手がかかったが、鳥栖、ガンバ、名古屋の3強の壁が高く、ここらがもう少しばかり頑張っていてくれたら今頃降格圏内で大岩のクビも飛んでいただろう。もっとも、中断する頃には4強になっている可能性が高いが。
ACLはなんだか4年に1回の開催になるとかいう話だし(追記訂正:ACLではなくクラブワールドカップだった)、今年が数少ないチャンスになるのにこのまま大岩で行くのか・・。どう考えても終わっている。
選手のコンディションをまったく考えてなさそうなスタメンからしてお察しだが、あれだけミスが多くて大チャンスを献上してくれていたマリノスに、お返しとばかりにミスしまくって得点しないという、どうぞどうぞ。
金崎がDFラインの裏に抜けて1対1を仕留められなかったすぐ後に、右サイドを攻められてクリア出来ずに遠藤に頭で決められて失点。
その後も勝手に向こうがお膳立てしてくれるチャンスを潰し、金崎がまたしても決められなかった直後、三竿健(弟)が自陣深い位置で与えたFKを天野にズバリと右上隅に沈められて2失点目。
三竿健(弟)は疲れからか守備が後追いになってファウルが多い。これは前節あたりからそうで、自分自身もそれをわかっているのかプレーも荒い。このファウルはいわば予測されていたことであり、どうしても三竿健(弟)を使いたい大岩のエゴが生んだ失点とも言える。
永木を右サイドバックで使うくらいならちゃんとローテーションして欲しい。
0-2となってからも、いくらでも取って下さいとばかりにマリノスがミスを連発してくれたのだが、もたもたして潰しまくっているうちに無得点で前半終了。このハーフタイムの大岩のコメントが外向きのものにせよ、「チャンスは作れている。サイドから」といつも通り。
鈴木がもう完全にスタミナが切れていて使える状態ではないし、金崎も同じ。何回外したことか。
鹿島アントラーズではなく金崎アントラーズになっているところから抜け出さないと、金崎が取れば勝つ、取らないと負ける、という典型的なワンマンチームになる。というかなっている。
とはいえペドロ・ジュニオールが完全にお荷物で、このラインの高いマリノス相手に点を取れないなら、この先取れるところはないんじゃないだろうか。山口より下と言っては失礼だった、と何回か前の記事で書いたが即刻取り下げたい。
後半、山口が入ってすぐにミドルを打って惜しいシーンがあったが、事前にスカウティングしていたならば、最初からもっと打っていても良かったはず。レオシルバのロングも点にはならなかったがコーナーは取れた。
レオシルバに関しては前節が出来過ぎだと思っていたし、まあこんなもの。ちょっとプレスをかけられるとミスを多発して何も出来なくなるし、コネくり回すし、自陣深くでボールを持ち出そうとしてピンチを招く。
犬飼も思っていたほどチームを助けてくれない。昌子の代わりを務めろとは言わないが、清水ではレギュラーだったのだし、もうちょっとやってくれてもいいものだが。守備がバタついているのは犬飼だけの責任ではないが、昌子ならそれでも支えているだろう。
安西、内田の病み上がりサイドバックは機能せず、なのにサイドから、とオウムのように繰り返す大岩の引き出しの少なさには呆れている。西2列目の効き目も薄く、根本的に点の取り方を変える何かがないとずっとこのままだろう。
中断まであと3試合・・。正直、バスを取り囲まれて大騒ぎになってもおかしくないチーム状態。
「こんな時こそ監督、クラブを支える」と言う人もいるだろうが、それは勉強が苦手な子供に、「キミはやれば出来るんだから」と押しつけで勉強させているようなもので、無理なものは無理。
黙って後押しするのがサポ、とか、それも一理あるかもしれないが、ダメなものをダメとはっきり突きつけるのも必要なことなんじゃないかと思う。
大岩に監督は無理だよ。
(以下、個人的まとめ)
【2018第11節 4/28(土)】(日産スタジアム19:03KickOff横浜FM/27,348人/晴)
【スコア】横浜FM 3-0 鹿島 (前2-0 後1-0) (S 6-17)
【主審】木村博之(主審)、武部陽介、秋澤昌治
【得点】
(横)前07分 遠藤 1H
(横)前21分 FK天野 1左
(横)後21分 仲川→中町 1右
【警告】
(鹿)三竿健(弟)3(前44分)、西1(後45+1分)
(横)金井1(後分)
【出場】
GK クォンスンテ
DF 内田→62伊東 植田 犬飼 安西
MF レオシルバ 三竿健(弟) c遠藤→67c西 鈴木
FW 金崎 ペドロ・ジュニオール→64山口
【サブ】曽ヶ端 西 伊東 昌子 中村 永木 山口
【監督】大岩剛
【MyMVP】-