効果的な補強をしたクラブは浦和、神戸、川崎の順だと思う

あくまで個人的な所感だが効果的な補強をしたトップ3のクラブは浦和、神戸、川崎と思う。以下、理由。


【浦和】

(IN)

鈴木大輔、山中、沙木、杉本、エヴェルトン、他

(OUT)

ズラタン、李、武富、他


大きな戦力ダウンがズラタンと李の2枚くらいで、杉本で充分に賄える収支。エヴェルトンが未知数だがそれなりに働ける選手だったら攻撃力はむしろアップ。


守備面では鈴木大の補強と、何といっても今、旬の山中の獲得が大きい。


就任してすぐに天皇杯を獲ったオリヴェイラがキャンプから本腰を入れてチームを作ることもあり、一番伸びしろがあると思う。



【神戸】

(IN)

西、初瀬、山口蛍、小川、ウエスクレイ、ダビド・ビジャ、他

(OUT)

高橋峻、藤田、長沢、ティーラトン、ヤセル、北本、他


高橋や藤田、ティーラトンなどレギュラークラスが抜けたが、有り余る資金力で大物を続々と獲得。目玉のビジャ以外に鹿島からも西が持っていかれている。


中盤には山口蛍を補強し、サイドバックにも将来性のある初瀬などを配し、ネームバリューで言えば国内トップクラス。


問題はどれだけ噛み合って、チーム内の結束が高まるかで、一歩間違えれば崩壊する可能性もある。他サポからしたらJリーグを盛り上げてくれたうえで失速してくれと悪い感情を持つばかりだが、ハマれば脅威的な力を発揮するかもしれない。


とはいえ昨年、大型補強して一気に伸びた名古屋が一気に失速したように、個の力だけでは常勝にはなりえないことも証明されたのでそのへんどうだろうか。



【川崎】

(IN)

馬渡、山村、ジェジエウ、マギーニョ、レアンドロダミアン

(OUT)

エウシーニョ、エドゥワルド、田坂、他


ブラジル人の実力がまったくわからないのでもしかしたら力を落とすかもしれないが、川崎の獲得するブラジル人には外れが少ない印象がある。よほどの目利きがいるのだろうなと思っているのだが、エウシーニョやエドゥワルドを切って獲得したのだから相応の力があると見ていいだろう。


馬渡は特に強い印象を持っていないので微妙だし、山村は前にも書いたが川崎には合わないような気がしているのでそのへんはプラスになるかどうか測れないが、大きなマイナスもないので昨年並みの力はある。


他サポ、特にここ最近やられている鹿島からすれば天敵の家長さえどこかに移籍してくれれば有難いのだが、無理やりマイナス面を探すとすれば中村憲の高齢化。そろそろパフォーマンスが落ちていい年齢なのだが、昨年はまったくそれを感じさせない動きだったからな・・。


抜けた穴をしっかりと埋めているいい補強かと。



ちなみに鹿島は泥縄的な印象が強く、個の力だけで言えばマイナスを埋めつつあるようにも見えるが、クラブの方向性が見えなくなった点と、軸がなくなってバラバラになりそうな感じもするので相当監督が優れていないと厳しいという見方。


このあたりはまた全部が出揃ってから感想を述べるが、とにかくマイナス面が大き過ぎる。

このブログの人気の投稿

2025第2節東京V(ホーム)戦

2025第4節FC東京(ホーム)戦

2025第5節柏(アウェー)戦