2019第27節札幌(ホーム)戦
前節FC東京戦での勝利が、半分以上無駄になってしまった情けない引き分け。 メンバーが変わってうまくいかない連携から、パスは全然繋がらないしプレスもハマらない、攻撃の形も何もないという流れで早々に失点してしまった。小池がついていながらクロスを上げられてのもので、その後も何本か危ないクロスを上げられていて守備の弱さは相変わらず。 しかし、時間は充分にあり、勝てるチャンスはあったし、勝たないといけない試合だった。後半開始してすぐにブエノのボール奪取から中央で小泉が粘り、セルジーニョが体の強さでキープしながらループで抜いて同点弾。 直後にもチャンスが訪れてボレーがバー上に外れるが、完全に押せ押せムードだったし、札幌も意気消沈していた。この勢いのまま攻め切って逆転まで持って行かなければいけないのに、同点になってほっとしたのか、ボールを持っても安全に回すだけ。 結局、最後は最終ラインまで戻して強引に縦パスを入れたところを狙われて奪われ、相手のターンになる。はっきり言って鹿島が先制されると逆転勝ち出来ないのはこれのせいだと思う。ずっと変わらない。 回しているだけで一度も攻撃せずに奪われて守備になるくらいなら、攻めの形を見せてゴールに迫ってから守備にならないといつまで経っても点は入らない。腰が引け過ぎ。時間は無限にあるわけではない。 終盤、札幌の足が止まってチャンスは増えたが、ここでも攻撃が手温かった。たばになって攻めかからないといけないのに中途半端な攻めで、人数もかけられていない。土居も何回かカドを取るような動きをしていたがボールが出て来なかったし、受けても後ろ向きで仕事が出来ず。 とはいえ、正直、今日の勝ち点を落とした原因は、両サイドバックのデキが酷かったせいと思っている。 内田には多大な期待を抱いていて、好きな選手でもあるが、これだけ引っ張って満を持しての登場だったわりにこのパフォーマンスではガッカリを通り越して残念という想いしかない。オーバーラップも少ないし、持っても下げるばかりで、ロングフィードの精度もなし。 経験だけでなんとか破綻せずにやってはいたが、「レギュラーとして計算」とはいかなかった。 相手の猛攻でポストに救われた場面、そのこぼれ球がラインを割っていないのに傍観していて、相手が詰めて来てようやく動き出してコーナーに逃れたが、集中力を切らせていなかったら余裕でスロ...