ホーム神戸戦、展望
「勝利への気持ちを見せろー!」と常々このブログでは書いているが、最近は展望を書きながらもむなしい気持ちの方が大きくなっている。
「信じる」なんて言葉は口にしてしまえば結局は相手への押しつけであり、本当に信じているんならわざわざ口に出す必要はないし、ぶっちゃけて言えば個人的に大岩のリーグ終盤のサッカーは「信用していない」。
2年前の取りこぼしと、昨年の2位を狙えたなかでの3位を拾いに行った戦略。今年も残り5試合で首位に立ち、後は自力で駆け抜けるだけという展開からの川崎に負け、広島に負け。その間の得点はゼロ。
この状況で「なんとかなる」と思うのは前向きではあるが、信用というか妄信に近い。まあ、監督を信じていようが信じていまいが、応援するチームが勝って優勝するところが見られれば、どっちでもいいことなのだが。
残り2節となり、鹿島は負けても引き分けても終了。最終節に上位2チームが直接対決なので、こういうことになる。やっぱり「追いかける方が有利」であるあるわけがない。
逆側から見ればマリノスとFC東京のどっちかは明日勝てば、鹿島の優勝はなくなる。どっちかが引き分けると、最終節で両者が引き分けない限り鹿島の優勝はない。というかそうなったら鹿島が連勝すると自動的に得失点差で上回るので逆転となる。多分。
つまりマリノスは川崎に、FC東京は浦和にそれぞれ勝ち点を削ってくれるようお祈りしないといけないことになっていて、ライバル視しているチームの勝ちを願うことになるとは・・。浦和に対してはサポが盛り上がるほど特別視はないが、川崎には積もるものもあるしなあ。
こういう時に限ってさくっと負けたら余計に怒りが募るのだが、まあ、他力だからそれは仕方ない。仕方ないがなんとかして欲しい。
川崎は鹿島が自爆してACLの権利をチラつかせているので全力でやってくれるかもしれないが(これこそ大岩の肉を斬らせて骨を断つ遠謀?)、浦和は順位こそ低いが2試合で引き分けひとつ取れればおそらく残留確定だろうし、守りまくるんじゃないだろうか。
そのへんは終わってから結果を確かめるしかないが、まずは鹿島が勝手に終了しないように勝つしかない。
前節終わってから「気持ちが足りなかった」とか今更ながらのことを言っていたようだが、今度こそそれを全面に出してくれることを期待する。
希望スタメンはクォンスンテ、永木、チョンスンヒョン、犬飼、町田、レオシルバ、名古、遠藤、相馬、土居、セルジーニョかな。もしくは小泉を右サイドバックに入れて、永木をボランチ、名古を2列目か。
内田はベンチからの指示出しと、ゲームが膠着してどうしようもなくなってからサブでの投入。伊藤も現状では90分走らせるよりは、ここぞのタイミングで得点に集中して貰う方がいい。この使い方だと上田との比較になるが、状態のいい方を。
ベンチ外にしている小池やレアンドロ、山口、中村らのこのタイミングでの復帰はないだろうし、先に挙げたスタメンと白崎、上田らを組み合わせて戦うしかないだろう。
三竿とブエノの揃っての出場停止が痛いが、復帰する犬飼にDFラインを締めて貰いたい。攻撃はレオシルバ任せになるだろうが、それ以外に手がないのだから、割り切ってレオシルバの「王様システム」でもいいかなと思っている。
なんにせよ、勝つところが見たい。サポの願いはシンプルだよ。