2022第29節京都(アウェー)戦
また引き分け・・。勝った天皇杯はスカパー放送だったので観ておらず、最後に勝ったのを観たのは8月14日の福岡戦かな。随分遠い。
週の半ばに天皇杯があり、そこを全力でいったためにサブで戦わなくてはならないのはわかっていたことだが、スタメンとサブの差が開き過ぎている。
いつもはスタメンがレギュラーで、途中で交代していくにつれて弱くなっていくパターンだが、今日はその逆。
せめてスタメンを投入するまでは引き分けで耐えて欲しかったが、しょうもないミスの連発から押し込まで、最後はJ1上位のCBではあり得ないブエノの守備で軽く先制点を決められた。
自陣にゴールを叩き込むミンテも酷かったが、あんなに簡単にゴールを奪われるブエノもたいがい。関川も相変わらずフラフラとしている。
前半はこの1点で精神的に追い込まれたのか、まったく見せ場なし。岩政の指示でピトゥカを外に出して荒木を中央でプレーさせようと目論んだみたいだが、ピトゥカを中央から前に上げてしまうといつものロングキック主体のサッカーになる。
案の定、DFがプレスをかけられてボールを下げ、沖が蹴って相手に拾われてを繰り返して何も出来ないまま終わった。沖も失点はブエノの責任大だとしてもまたしても勝ち切れず、フィードも前よりも悪くなっていて推しどころがない。
エレケも開始早々は相手を背負ってプレーしたり、反転からのシュートとか良さげな雰囲気だったのだが、ロングボール主体になってからはオフサイドになるか止められるかで消えてしまった。
後半はさすがにブエノとエレケを下げて三竿をCB、名古をボランチ。名古に関しては個人的な評価では中村や仲間の方が上だと思っている。皆、デビューの頃のいいイメージを持ち過ぎているのではないだろうか。
これでもまだ京都のペースだったので、やむなく鈴木とカイキを投入。またしてもチームの役に立てなかったキャプテン土居と、輝きを失ってしまっている荒木がアウト。荒木も鈴木のように自由に動いてボールを捌ければ、やれるだけの力はあると思うのだが。土居は気持ちかな。
ヘディングだけは激強だが他ではさっぱりな小田も下げて樋口を入れ、ようやく戦う陣形に。鹿島が圧力を攻めて押し込み、安西が左サイドから切れ込んでからアイデアのある浮き球で背後のピトゥカにラストパス。
胸トラップから足元に収めたピトゥカがGKとの1対1を制しての同点弾。うまい!と思わず声が出る綺麗な形のゴールだった。VARのチェックでまさかの「腕」と言われかねないとは内心思ったがセーフの判定で1-1。
ここから鹿島が押せ押せになり、本来はここで勝ち越さないといけないのだが攻め切れず。最近の鹿島あるある。決定機はいくつかあったが決められないのが、今の鹿島の強さというか弱さというか。
結局、1-1で試合は終了して引き分け。マリノスに勝ち点差9+未消化2試合と大差をつけられて優勝はほぼ消えたが、ACL圏内の3位広島にも4差。後ろのセレッソには勝ち点2だけリードだが未消化2試合なので抜かれる可能性も大。
今シーズンの残る狙いは天皇杯1本だが、あわよくばのACL圏内3位も怪しくなってきた。
残りはリーグが5試合と天皇杯を優勝すると仮定して2試合。連戦は天皇杯準決勝のところだけなので、もう今年はレギュラーメンバーでゴリ押しするしかない。怪我とコロナにだけ気をつけて、チーム作りとかは来年の話として天皇杯を獲れるチームに仕上げて欲しいと願っている。
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(以下、個人的まとめ)
【2022第29節 9/10(土)】(サンガスタジアムbyKYOCERA 19:03KickOff/12,946人/雨のち曇)
【スコア】京都 1-1 鹿島 (前1-0 後0-1) (S 5-12)
【主審】(主審)中村太、聳城巧、岩田浩義、(VAR)大坪博和、川崎秋仁
【得点】
(京)前20分 川崎→山崎 1左
(鹿)後31分 安西↑ディエゴピトゥカ 1左
【警告】
(鹿)荒木3(前40分)
(京)佐藤1(前38分)、武田4(後45分)
【出場】
GK 沖
DF 小田→70樋口 ブエノ→46名古 関川 三竿 安西
MF 三竿 舩橋 ディエゴピトゥカ
FW 荒木→58鈴木c c土居→58アルトゥールカイキ エレケ→46エヴェラウド
【サブ】山田 広瀬 樋口 アルトゥールカイキ 名古 鈴木 エヴェラウド
【監督】岩政大樹
【MyMVP】-
【DAZN】0クルクル、最大0秒、フリーズ0回(サインアウト0回)
【NKK-BS】-