2024第21節神戸(アウェー)戦
浦和、ガンバ、神戸と続くこの3連戦を「正念場の3連戦」と勇ましいことを言った結果、2点を追いつかれての引き分け、チャンスを決め切れずのスコアレスドロー、先制してからの3発喰らっての逆転負け。2分1敗とは情けない。
鈴木が出場停止でなければどうなっていたかは定かではないが、あれだけシュートが枠に飛ばないのなら頑張っても引き分けくらいだったかと。
1本目のCKでチャヴリッチのヘッドが決まって、さあこれからというところで再びチャヴリッチにチャンスが来るが枠の外。このへんから早くも嫌な感じがしていたのだが、チャヴリッチは見るからにヘトヘトになってた。
神戸もこちらが後半にバテるのをわかっていたのか、前半は探るようなボール回しをしていたためにお互いにチャンスもない状況。
からの一転、深い位置から扇原の鹿島の左サイドを狙ったロングボール一発で武藤が安西を置き去りにし、きっちりとゴールを決めて早々に同点。安西のミス。
他はラインを上げていたのでオフサイドを取るか、無理ならあんなに食いつかなくても一度相手に預けてから対峙するとか色々あっただろうに、落下地点を見誤って背走したあげくに裏を取られるとは。ずっと調子良かったのに髪の色を変えてから調子悪いよ。
同点に追いつかれただけでなく、ここから高いラインを保てなくなり、全体的に憶病になったうえに「また失点か」という空気になって、一気にチームのムードが悪くなった。何回か前線で引っかけてチャンスにはなったものの、打ち切れず。
せめて前半は同点で終わってくれと思っていたが、ニアに低いボールで入れられたCKのこぼれ球を処理出来ず、ドフリーでトゥーレルに叩き込まれて逆転。この時点でもう勝ちの目がなくなった感じだった。
後半から藤井を投入するが、裏抜けを狙っても後ろからボールも出ないし、簡単なミスで自滅するしでだらっとした時間が続いた。
左サイドで知念がかわされてエリア近くに侵入され、関川がまたしても簡単に中へと入れられて大迫に決められた。関川はあそこをよく通されて失点するが、もうちょっと堅い守りは出来ないものかね。
一旦はオフサイドの判定になり、神戸も受け入れていた空気だったが、VARの結果判定が覆ってゴール。ラインを引いた映像がDAZNで出ていたが、つまさきが出ているようにも見えるが・・。
まあ、ゴールだろうがノーゴールだろうが、今日の鹿島が逆転することはなかったと思うが。影響があるとすれば最終的に勝ち点で並んだ時の得失点差とかかな。
この後、柴崎と師岡を投入して少しだけ盛り返したような時間帯もあったが、シュートが枠に飛ばないのだからどうしようもない。濃野がダイレクトで打ったやつとかが決まっていれば盛り上がって同点まであったかもしれないが。
他会場で町田が勝ち点を落としていればそんなにダメージもなかったが、首位とは再び5点差に開いてしまった。順位は一応2位をキープ・・だが勝ち点5差以内で9位転落まであるので、首位を追うのと転落するのと同じ間隔しかないということになる。
それにしても、関川が下がって佐野がCBに入った方がチームの強度が上がったように感じるのは、CBの本職として関川はどう捉えているだろう。垣田と土居も久々の出場になったが、虫干しのようにちょっと外に出してみました、くらいの結果しか残せなかった。
こんな状況で佐野の移籍が濃厚となっていて、立て直せるのだろうかね。鈴木が戻ってチームが締まって立て直せたらいいのだが、それはそれで一人の選手のデキ次第のチームになるので怖さもある。
ホキョーホキョーと声が大きくなるが、よっぽどポポヴィッチにドンピシャの選手じゃないと使われないから難しいと思うが。
まだまだこれからだという状況ではあるが、ここ数戦の内容的には全然良くない。しんどいね。
(以下、個人的まとめ)
【2024第20節 6/30(日)】(ノエビアスタジアム神戸19:03KickOff鹿島/21,963人/曇)
【スコア】神戸 3-1 鹿島 (前2-1 後1-0) (S 12-8)
【主審】(主審)御厨貴文、聳城巧、道山悟至、(VAR)先立圭吾、三原純
【得点】
(鹿)前08分 CK名古↑チャヴリッチ 7H
(神)前18分 扇原↑武藤 7
(神)前38分 マテウス・トゥーレル 1右
(神)後17分 大迫 5左
【警告】
(鹿)なし
(神)前川1(後33分)
【出場】
GK 早川
DF 濃野 c植田 関川→65柴崎 安西
MF 知念 佐野 仲間→46藤井 樋口→65師岡
FW チャヴリッチ→76垣田 名古→89土居
【サブ】山田 須貝 柴崎 藤井 土居 師岡 垣田
【監督】ランコ ポポヴィッチ
【MyMVP】-
【DAZN】0クルクル、最大0秒、フリーズ0回(サインアウト0回)
【サンテレビ】-