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7月, 2024の投稿を表示しています

土居が山形へ完全移籍

土居が山形に完全移籍。 ついにというかようやくというか。鹿島ひとすじ20数年。コメントにも書き切れない想いを持っていてくれてとても嬉しいが、やはり肝心の戦力になれているか否かという目線で見れば、ここ数年の土居はそのレベルに達していなかった。 スタメンでも物足りず、途中からでは強度も足りないしチームをまとめることも出来ない。スペースがある試合だけはつなぎの部分で長所を出せるが、それ以外では声で引っ張るわけでもなし、「無難」のひとことに尽きる。 いつからこんな感じになってしまったのだろう・・。ゴール前でもっとギラギラしている時期もあって、ワンタッチゴーラーとして期待もあったのだが、年齢と共にすっかり落ち着いてしまった。 決定打はポポヴィッチの掲げる強度の高いサッカー。当たりも強くなく、スタミナもなく、無駄走りもしない土居が活きる場所がなかった。荒木もそうであるように。 このまま鹿島ひとすじで埋もれてしまうのも、セカンドキャリアを考えれば別の視点があった方がいいし、もうひと花咲かせられると気持ちを入れ直せるならそっちの方が断然いい。もう鹿島での出場はよほど怪我人が続出しない限りは無理だろうから。 山形は地元(と言ってももう鹿島の方が長いだろうが)。カテゴリーを落としたのならまだやれるはず。いい移籍だったと、振り返って土居自身が思えるようになるかはこれから次第。是非とも頑張って欲しい。 もう一度対戦する機会が訪れるかどうかはわからないが、「ああやっぱり土居ってうまかったんだなあ」と思わせられるような活躍を見せてくれれば。良い経験を積んで、何年後かはわからないが、今度は裏方から鹿島を支えてくれれば嬉しい。幸あれ。 にしてもこう出て行くばっかりでは、単純に紅白戦も出来なくなるのではないだろうか・・。

親善試合ブライトン&ホーブ・アルビオン・ジャパンツアー2024(鹿島戦)

アマゾンプライムビデオを契約して視聴。 前半、相手がフィットしていない時に鹿島の時間帯があった。しかし、悪い癖というかゴール付近に行ってもボールを回すだけで誰もシュートを打たない。これ本当にイライラする。 そうやってチャンスタイムを消費しているうちに向こうに押し返されて行き、ロングボール一発で裏を取られ、関川が手のひら(足の裏?)で転がされてあっさり失点。そこからはずっと相手ペース。 前半はそれでも0-1で耐えていたのだが、相手メンバーもガラッと変わり、攻勢をかけてきたところを受け切れずに次々と失点。キーパーだけの問題ではないが、枠に飛んだシュートはほぼ入る。 駆け引きもあるだろうが触ることさえ出来ず。DFも身体を投げ出しては軽々とかわされて余裕でシュートを打たれている。 もはや3点差がついた時点で勝敗は関係なく、思い切ってガムシャラに攻めてくれれば観ている方としては楽しみもあるのだが、結局、後ろでちまちまと回すだけでシュートにまで辿り着かず。 5失点したところで、手を抜いたわけではないだろうがやっと隙が出来て、鈴木の浮かしたパスから徳田が抜け出してワントラップから右足を振り抜いてゴール。 VARが入っていれば多分オフサイドだったと思われるタイミングだったが、決められたし記録的にもゴールになったので徳田が自信をつけてくれれば。正直、これだけが唯一の見どころだったかと。あとは怪我人が出なくて良かった。 攻撃は前線で名古、右サイドから濃野がいないことがモロに出ていたし、中盤では知念の不在が響いていた。柴崎がうまくフォローしていたのだが、後半に下がったことであっという間にバランスが崩れてしまった感じ。 鈴木もパスミスが多かったし、ここぞというところでギアが上がらなかった。後ろからのボールも悪かった。時々いいボールが入るのだが、植田の縦パスが失敗してカウンターを受けて失点してからは、あまりチャレンジもしなくなった。 藤井は裏に抜け出していいところまで持って行けるのだが、最後でパスを選択してしまうところをなんとか出来ないかな。貼りついているDFを剥がしてニア上ズドンだよ。 早川もリーグ戦で不安定になってきているとはいえ、ここまでとは。勿論相手のシュート精度もあるが、打たれた瞬間に入るという絶望感はシュガーさん(佐藤氏)以来。1本くらいはいいところを観たかった。逆に世界に注目さ...

松村が東京ヴェルディにレンタル移籍

松村が東京ヴェルディにレンタル移籍。 最近はベンチ入りもしていなかったので、もしかして移籍準備中なのかとは思っていた。一応今シーズン終了までとなっているので出場機会を確保するためなのか、本格的な移籍のためなのかはちょっとわからない。 コメントを読む限りはもう1回鹿島で戦力になりたいと考えてくれているようにも感じるが、現状では藤井とタイプがカブっているうえに序列も下なので本人がどう思っているかだろう。 にしても林、染野に続いて今季3人目。提携でもしているのかと思うくらいに同チームへのレンタル。あんまり見たことないが、逆にヴェルディからは安西と三竿を貰っているので、こっちとしては助かっているのだが。 多分、林も染野も契約切れと同時に完全移籍になると思うが、松村は苦手の守備の改善と試合勘。積極的な仕掛けとシュート、得意のスピードを活かした攻撃力を磨いてきて貰いたい。書いてみるとほぼ全部になってしまうが。 選手の数自体は2種登録で3人登録したので非常事態に人数が足りなくなることはないだろうが、戦力という意味では目減りしていっている。 溝口がずっと怪我みたいなのに何の発表もないからどうなっているのかわからないし、外国人も稼働していない。チャヴリッチが長期離脱となれば、徳田に期待はするが、さすがに17歳に重荷を背負わせるわけにもいかない。 ホキョーホキョーとは言っても仕方ないが、得点を取れるアタッカーがいないと勝ち切るのは厳しい気もする。アテはあるのだろうかね。 町田は杉岡、相馬と補強し、お金持ちは違う。杉岡に関しては節操がないというか、鹿島に来た時も永戸にレギュラーを奪われたら即、争いもせずに古巣にレンタルで戻ってそのまま契約切れと同時に完全移籍。 今度は残留争いしているチームを見切って、優勝争いしているチームに移籍。キャプテンでもあったんじゃないのか。まあ、首位争いをしているチームから(多分)金額も高いオファーを貰ったら移籍を決断するのがプロなんだろうが、湘南サポはどう思ってるんだろう。 ともあれよそはさておき、三竿が昨日のデキで稼働してくれれば後ろは安定するし、補強ポイントは過労が心配されるほど酷使されている両サイドバックのバックアップと、チャヴリッチが今季絶望とかなった場合にFWが一人。このへんだろうか。 ポポヴィッチに合う選手を是非とも見つけてきて貰いたいものだ。

2024第24節FC東京(ホーム)戦

久しぶりに勝った感覚。実際は札幌戦で勝っているのだが、先制から追いつかれての再勝ち越し、逃げ切りという粘り切れた試合で、内容云々よりも勝って中断に入ることが大事だったので良かったという他ない。 1試合だけで言い切るのは早いと思うが、三竿が加入したことは守備に不安を抱える鹿島としてはメンタル面でも大きい。柴崎を早めに見切って下げることも出来るし、CBのバックアップにも心強い。 勿論、本人はサブに甘んじるつもりはないだろうし、競争意識が生まれるのもいい。ポポヴィッチいわく、新車を納入したら使うでしょとのこと。ガソリンも満タンだったしね。 MyMVPは関川。先制点の起点になったのは相手の決定機を防いだところからのカウンター。いつものポカミスもなく、しっかりカバーにも入れていたし、何度かチームを救った。樋口のCKからのヘッドを決めてくれれば満点だったのだが、このくらい集中してやってくれれば。 先制点の名古はこぼれ球を拾ってからうまく前に持ち出して、角度のないところからのシュートで1ゴール。追いつかれてからの後半開始早々、濃野の得点も名古が胸で触って落としているのでアシストもついたか? 試合後のインタビューは決勝点の濃野が受けていたが、本人が反省していたように失点は遠藤に振り切られたこと。足を踏まれているのでファウルと言えばファウルだと思うのだが、重箱の隅をつつくVARもスルーだった。遠藤のトラップが激ウマ。 にしてもこういうロングボール一発でやられることもたびたびあるし(神戸戦とか)、時間帯にしてもマリノス戦に続いてだし、なんとかならないのかな。何点差があってもずっとヒヤヒヤしていて心臓に悪い。 攻撃は2点取れたので合格ではあるのだが、どっちもこぼれ球から。打たないと始まらないことの証明なのだが、とにかくゴール前で丁寧につなごうとする。 藤井も左45度の絶好の角度でボール持っても、味方を探して最後は中途半端なクロス。打ったら怒られるのかな。後半アディショナルタイムの相手CKで、キーパーまで上がって来ていてカウンターになったシーンがあった。 左サイドライン際だったのでかなり難しかったとは思うが、ゴールは無人。枠にさえ飛ばせば入るのだから、たとえばボールを大きく蹴り出して助走距離を稼いでから、スピードで回り込んで右で蹴れるように入って打つ、とか。無理かなあ。 藤井に限らずなのだ...

三竿健斗がOHルーヴェン(ベルギー)より完全移籍で加入

三竿健斗がOHルーヴェン(ベルギー)より完全移籍で加入。 噂通りに三竿が無事に帰還。札束で叩かれることもなく、鹿島に帰って来てくれてシンプルに嬉しい。このさい戦力になるかどうかは二の次で(オイ)、クラブがこれからも気持ち良く海外へ選手を送り出せるような道筋がついているところがほっとする。 文句つける人はつけるし、結局その人たちは別のクラブに行ったら行ったで文句言うのだろうから、スルーで良し。おかえりと言いたい。移籍金はいくらだったのかは気になるが・・。 思い返せば6月のマリノス戦後の安西とのインタビューの掛け合いで、「まだ海外で頑張って欲しい」と安西が言っていた時に、三竿が微妙な顔をしていたからもしかして戻って来るのかなとは感じていたが、本当にそうなるとは。 個人的には安西の言葉同様まだ海外で頑張って欲しいという想いもあった。移籍する前の鹿島は結構ボロボロで(今もか?)、間違いなく移籍する前の何年かは三竿に支えられていた。なので、自分のやりたいことを貫いてくれればという応援の気持ちは素直に今でも持っている。 まあ、色々とあったのだろうが、帰って来ると決めた以上は、海外への未練も立ち切ってくれたものだと思いたい。行ったり来たりは嫌だし、オフィシャルの加入コメントは相変わらず熱のこもったメッセージだったので中途半端なプレーはしないだろう。 タイプは違うが佐野の抜けた穴は埋められるだろうし、本人は希望のポジションではないだろうがCBでもやれるというのは大きい。コンディションと、海外帰りでどのくらいのレベルアップかダウンかがあるかが不安点だが、変な外国人よりかは計算出来る。 あとはポポヴィッチと合うかどうか。ポポヴィッチは自分に合わないとベンチにも入れなくなるから。さすがに三竿レベルで不合格になることはないと思いたいが。 それと、柴崎みたいに復帰したはいいがずっと調整というのも勘弁。なんならもう次の週からベンチ入りして欲しいくらい。 欲を言えば神戸に負ける前くらいのイケイケだった頃に加入発表してくれていれば(ウインドーオープン前だったが)、いざ首位奪回と意気込むところなのだが、チームの急下降具合と、比例しての順位ダウンが心に大きな影を落としている。 せめて直接対決でマクれるくらいまで挽回しないと楽しめないし、グダり続ける試合内容も改善して貰いたい。もうこれ以上は負けられない...

2024第23節横浜FM(アウェー)戦

前半終了間際の早川のしょうもないキャッチミスから失点し、これが全てだった。 早川は失点の前からボール回しでバタバタしていたり危ない感じはしていたが、立て直せなかった。ファインセーブもなかったし、キーパーが当たっていないとこうなるよねという試合だった。 意気消沈していたマリノスは息を吹き返し、後半にもパワーも持って入って来て、コーナーキックから狙ったわけではないフリックがポストをかすめてゴール。これで逆転されて立場がガラッと変わった。 攻め手を欠き、ゴール前での消極的なプレーと、枠を捉えられない決定力のなさ。一方、マリノスはエウベルが一発で枠に飛ばしてゴール。1-3になってジエンド。 絶不調で監督のクビがかかっている状況のマリノスに逆転負け。首位町田が普通に勝ったため、またしても差が開いて勝ち点差8。最悪だ。 判定に関しては前半のエリア内での後ろからのエドゥアルドのタックルにPKなしと、後半、鈴木への足を上げてのタックルの危険行為へのカードが出なかったことが不満。 夏場の試合にもかかわらず、相変わらずポポヴィッチは3人しか交代せず。アディショナルタイムに追加点まで決められて得失点差でも大きく後退。 せっかく知念の初ゴールで勢いがつくかと思ったのに、終わってみればボロボロ。次の試合が終わればしばらく日程が空くので、補強を含めた再調整がないとここから上位で戦っていくのは厳しいだろう。 後半戦、1勝1敗2分。チャヴリッチが起用法に不満があって移籍したいと漏らしているという報道もあったりと、良くない雰囲気になってるね。 他に語るべきところが何もない試合だった。お疲れ様。 (以下、個人的まとめ) 【2024第23節 7/14(月)】(日産スタジアム19:33KickOffマリノス/31,463人/晴) 【スコア】横浜FM 4-1 鹿島 (前1-1 後3-0) (S 16-14) 【主審】(主審)川俣秀、西橋勲、平間亮、(VAR)上村篤史、淺田武士 【得点】 (鹿)前29分 関川↑知念 1H (横)前45+3分 天野 2左 (横)後07分 CK天野↑エドゥアルド 1H (横)後26分 ヤンマテウス→エウベル 1右 (横)後45+6分 松原→植中 3左 【警告】 (鹿)なし (横)エドゥアルド1(前43分)、西村1(後14分)、ヤンマテウス3(後28分) 【出場】 GK 早川 DF...

2024第104回天皇杯3回戦藤枝(スコアのみの感想)

スカパー契約していないのでテキストと掲示板で追いかけ。 掲示板では土居がボランチとかいう話もあったが、実際はどうだったのだろうか。普通に樋口かな。もし土居がボランチだったとしたら、まだその可能性を見ていることに驚くが。 そして、下カテゴリー相手ならサブで勝って欲しいという全ての鹿島サポ、ファンと監督の願いも空しく、須貝絡みで早々に失点した模様。PKなのかな? 土居とパレジは掲示板ではいつも叩かれているのでどういったプレーをしていたのかわからないが、前半を0-1で折り返したということはそういうことだろう。シュート12本に対して枠内シュートが1本だったとか。 さすがに温存云々言ってられない状況なので、後半から鈴木、名古、安西を投入。樋口は悪かったのかどうか不明。セットで代えられてしまった気もするが、逐次投入するより一気に交代するのは理に叶っている。 無得点の時はチャヴリッチと仲間も叩かれていたが、得点した途端に手のひらが返っていたのはなんだかなあという感じだったが、他の選手のフォローもあってのことだろうか。 なんにせよ、前半に点を取れなかったスタメンの二人がゴールを決め、逆転。90分で決着した。大雨のなかだったようで、120分引っ張られていたら勝ち負けもさることながら、今後にも影響していただろう。 中村太も相変わらずなのかアディショナルタイムが9分って・・。VARも入っていないのにそんなに中断していたのか。雨で再試合にならなくて良かった。 知念の交代が怪我だという話もあって心配だが、温存したのだと思いたい。舩橋は久々の出場になったが、仲間のゴールをアシストしたとか。シュートを打ったこぼれを仲間が詰めたというような感じに聞こえるが、ダイジェストを見るまで不明。 サブではJ2相手でも一杯一杯というところから全然進めていないが、ここから先はもうレギュラーメンバーでいくしかないだろう。リーグと合わせて無事に乗り切れるだろうか。 放送に関しても、スカパーでやってくれるとはいえ、NHKももうちょっと放送を増やして欲しいし、ダイジェストももっと早くやって貰いたいものだが。 次は抽選なのかな。戦力層が薄くて2つの大会を勝ち上がっていけるかは不安しかないが、一発勝負のトーナメントは裏を返せば、一発で勝ち上れる可能性もあるってこと。そういう屁理屈で誤魔化しつつ、90分で今日は勝てたことをよ...

2024第22節札幌(ホーム)戦

5試合ぶりに勝てて良かった。スコアは2-0になったが内容的には薄氷の勝利。とはいえ、今の悪い流れを断ち切るためには絶対に勝ちが必要だったので、今はこれでよし。勝ち点3を積み上げつつ、内容は修正していければいい。 ゲームは波乱の幕開け。開始数秒で札幌陣地後方からのロングボールを、関川と早川の油断だったのか小林に突っ込まれ、衝突したうえにボールは転々と鹿島ゴールに・・。 一時は得点と判定され、いきなりビハインドスタートかと気落ちしていたらVARが入り、小林のハンドを見逃さずにオンフィールドレビューの結果ノーゴール。ちゃんと見てくれて良かった。 しかし、鹿島は決定機を活かせず、攻守にいまひとつハマらないまま時間は過ぎ、どちらかと言えば札幌ペースで前半終了。 鹿島は後半から樋口に代えてチャヴリッチ。いくつかのチャンスをチャヴリッチが潰し、嫌なムードが漂う雰囲気のなか、知念から鋭いパスがポストの鈴木の足元に収まり、ライン上で駆け引きしていた師岡にパスが通り、ワンタッチで振り抜いたシュートが突き刺さり先制点。 師岡のプロ初ゴール。再三惜しいシュートを放っていたが、ようやく決めてくれたという感じ。あのポジションで打てたシュートだったが、やはり本質はフォワードなのだろう。サイドハーフでも左の方がやり易いと言っていたし、むしろ不得手な右サイドハーフでよく頑張っている。 この得点と同時に藤井と交代になったが、MyMVP。他にも2アシストの鈴木を筆頭に候補は多数いるが、苦しい展開を切り開いてくれたということと、初ゴールを記念して。 この得点で一気に鹿島のムードになり、札幌が攻めに出始めてバランスが崩れたところを、鈴木が右サイド深い位置から逆サイドまで大きくセンタリング。キーパーの頭を超えたボールを、藤井がジャンピングボレーで左足を合わせて追加点。 鈴木のボールも見事だったし、藤井もよく合わせて決めた。その後も積極的にシュートを打てていたし、これで乗ってくれれば。 この2得点を見てわかることだが、ゴール前でこねくり回していた前半の師岡や、タッチ数の多い名古、絶不調だったチャヴリッチには得点が生まれなかった。やはり素早い判断で、出来ればダイレクトでオンターゲットのシュートを打たないとなかなか点は生まれない。 それにしてもチャヴリッチは大丈夫なのだろうか。得点もぼちぼち取れているし貴重な戦力だ...

佐野が1.FSVマインツ05へ完全移籍、垣田が柏に完全移籍

噂通りに佐野がドイツの1.FSVマインツ05へと完全移籍。報道では2028年まで4年契約で移籍金は250万ユーロ(約4億3000万円)とのこと。一部では300万ユーロ(約5億円)ともある。 早ければ冬のウインドーで移籍するとも噂があったし、オファーもあったのだろう。向こうのシーズンが始まる夏のタイミングでの移籍は佐野にとっては区切りのいいスタートとなるし、しっかり移籍金を引き出して鹿島に残してくれたことは大きなプラス。 昌子がトゥールーズに移籍した時は300万ユーロ(当時で約3億8000万円)。自分の記憶では鹿島では最大クラスの移籍金となる。 商売下手な鹿島は格安で海外移籍を容認し、高値で買い戻すというお金の使い方が下手な部分もあるが、今回は金銭面ではまったく問題ないどころか成功とも言える。 2024年のJリーグの優勝賞金が5億円(2年に分けての分割払い)。7位が7000万だったので、獲得金額だけで言えば7位以内フィニッシュで優勝同然とも言える「活躍」を佐野はしてくれたわけだ。 ・・というのはまあ納得するための方便で、本当は半年残ってタイトルをもたらしてから行って欲しかったという想いも強いが、佐野のサッカー人生を考えると中途半端に半年伸ばしていい結果になるかどうかもわからないので仕方ない。 逆に考えれば半年残ってくれたおかげで現在首位と勝ち点差5の2位につけられているとも言える。ここから先は鹿島に残っている選手たちの問題で、全員で解決してもう一段階ギアを上げて優勝へとチームを導いていくしかない。 ボランチで強度の高いプレーをしてくれていただけではなく、ほぼ無休での出場。というか天皇杯以外はフル出場かな? サイドバックやセンターバックの穴埋めまでしてくれていたので、すぐに代わりは見つからないだろうが。 佐野の在籍は1年半と短かかったが、鹿島に残してくれたものは大きいと思っている。新たな場所での活躍を期待しつつ、帰って来る時は鹿島にして欲しいともつけ加えておく。 代役というか後釜とも言うべきか、第一選択肢は柴崎になるだろう。守備強度の面では佐野に劣るが、バランス感覚や攻撃面ではプラスになるはず。スタメンで出場すればキャプテンマークを巻くだろうし、士気も上がりそう。知念の負担と、柴崎の故障体質が不安面。 そこは樋口がカバーしてくれたらと思うのだが、前にも書いたがポポヴィッ...