2024第104回天皇杯準々決勝神戸(アウェー)(ホーム扱い?)
どういうプランがあったのかまったくわからない、何の言い訳も出来ない完全敗北。 全メンバー入れ替えという大胆なターンオーバーをしてきた神戸の吉田監督。これで充分と思ったかどうか知らないが、大迫・武藤だけではなく主力級をベンチ外にして余裕の采配。 60分からちょっと主力を入れて、狙い通りに彼らが得点に絡んでトドメの3点目まで決めての勝ち。見事ですな。互角どころかお釣りが必要なくらいだったわ。 対するポポヴィッチは鈴木と柴崎のコンビが絶望的に機能しなかった前回の反省もなく、疲れ切って動けない名古、師岡、鈴木に全任せの手詰まりサッカー。最後は怪我で痛めて動けない関川を、交代枠が余っているのに使わずに終了。 今までは「よくやってるよ」とポポヴィッチ擁護派だったが、手のひらくるんさせて貰う。今から更迭とかは無理なので今季はもう諦めるが、来期続投とか寝ぼけたことを考えていないで、監督探しを始めて貰いたい。今年はそれで出遅れのだし。 後半戦になって一気に失速し、立て直せないどころか頑なにメンバーを固定。補強しても融合させることも出来ずに、結局、疲れ切ったお気に入りメンバーを並べるだけで作戦も何もなし。戦えているならまだしも、得点どころかシュートすらまともに打ててない。 とにかく、不調なら主力を下げられる力を持った監督にして貰いたい。もしかしたらフロントからの圧力があるのかとでも疑ってしまうが、鈴木を下げられるくらいの実行力を持っていないとダメ。 濃野、安西が積極的に攻撃に参加してこそのスタイルなのに、今はほとんど濃野が上がって来ない。疲れているだけか指示なのかは不明だが、ここも不満。 失点を恐れているのか、動き回るサッカーが無理と思っているのか解説に再三指摘されていたように、DFラインが上がらないので中盤が間延びしてどうにもならない。今までは佐野の能力でなんとかなっていただけなのだろうか。 どの選手もミスばかり。植田のフィード力は皆無だし、おそらく最後の反撃チャンスだった井手口の交代直前の時間帯。鹿島がボールを持って押し込んでいい雰囲気になっていたのに、植田のミスであっさりロスト。 鈴木も起点になった試しがなかったし、見どころがあったのは藤井の仕掛けだけという。濃野の活躍がもっと見たいので、須貝を後ろで使って濃野を前に上げてくれ。そうでもしないと楽しくもなんともない。 せっかく神戸...