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2025第28節清水(アウェー)戦

なんと評したらいいのか。 スタメンに火力を集中した布陣で、前半から勝負を決めにいったがシュートを打てないちぐはぐな攻めのなか、相手にワンチャンスで先制されて0-1。 それでも心折れずに攻め続け、後半は枠を脅かすシュートも増え、CKから植田のヘッドで同点。尚も決定機を作り続け、7分というアディショナルタイムで逆転出来るはずだと前のめりになった途端、急にシュートも打たない、クロスも上げない。 自ら時間稼ぎのパス回しで貴重な時間を浪費した末のドロー。 攻め続けた結果、カウンターで失点ならわかるが、勝ち点3が必須な試合で引き分け狙いのようなプレーはどうなんだ。毎回、決勝戦のつもりとはどういうこと? クロスからのヘッドでビッグチャンスを作っているのにその攻撃をやめてまで、綺麗に崩して点を取りたいのか。エリア内での謎のフリックでロストすることも多いし、とにかく打たないと話にならない。 そういう意味ではラスト、松村のシュートの選択は悪くなかったが、あの距離からならせめて枠には飛ばしてくれ。 京都が2試合で9点も叩きだしたため、得失点差で大きく水を開けられ、勝ち点で離されないことは絶対条件だったのに勝ち切れないのは鬼木の執念が足りないのかもしれない。選手にうまく伝わってない。川崎時代の鬼木と選手たちなら、あの空気なら間違いなく逆転していた。 まずシュートを打て。得点につながるパスを入れろ。ミスを恐れてのパス回しは無意味。 溝口は消極的過ぎて話にならないし、濃野はイケイケだった昨年の勢いもない。小川もまだ体力残ってたし、エヴベル残したままで良かったと思うが。この選手交代は残念ながら結果的には失敗と言える。 前半、攻撃に全フリした布陣は面白くはあった。どんどんと前に詰めるし、鈴木も降りてくることなく前で起点になってたし、三竿と知念のボランチもバランス良く、すぐにボールも回収出来ていた。 しかし、前述したようにまったくシュートを打たない。ポゼッション65パーセントでシュート4本、枠内1で前半を終えるとは情けない。 そして、チャヴリッチがかなり酷かった。PKを貰い損ねたプレーくらいまでがピークで、パスはズレまくってるし、受け手としても反応が鈍いし、35分過ぎたあたりからは守備にも戻れず小池が一人でフォローしていた。 あそこが濃野だったら多分、前半のうちにもう1点くらい取られていたかもしれな...

2025第105回天皇杯 準々決勝 町田(アウェー)戦(スコアのみの感想)

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TV放送がないのでスコア速報のみの感想。 NHKはカテゴリー下相手で、ジャイアントキリングの可能性のあるところしか放送しない縛りでもあるんかな。神戸は放送もあって相手もカテゴリー下で羨ましいな。 19:00からと思っていたら18:30開始で、スタメン確認もそこそこに試合が始まり、あれだけダメだった濃野がまたスタメン?と疑問を感じながらもスコアを追っていると、CKからあっさり失点。 その後はボコボコにされていた様子で、即座に追加点を奪われて0-2。 試合を観ていないのでわからないが、ここから2点を逆転するためにエネルギーを使うよりも、レギュラーを下げて週末の清水戦に全フリした方がいいのでは、と思ったのだが。 前半でシュート数も2-9で圧倒的に負けているので、どのみちそのままレギュラー陣を引っ張ってもどうにもならない気がした。 後半、鬼木は勝ちに行くと宣言していた通りにレオセアラも投入。怪我を抱えている選手を無理して使わなくてもいいのだが・・と思っていたら後半開始早々に追加点。さすがにもう切り替えた方がいい。 樋口がやらかしたみたいだが、映像を観てみないとわからない。というか0-3になるならレオセアラを投入したくなかった。 こんな展開になったので、鈴木は休養もかねて下げて、怪我明けの小池か、一番離脱しては困る早川も下げて欲しいなと思っていた。掲示板でも清水戦に切り替えろという声が増えてきたなか鬼木は諦めない。 諦めない気持ちは大事だが、現実を見ることも大事。リーグ戦に響かないようにマネジメントするのも監督の仕事と思うが。 ちなみに濃野は最後までやって、次の試合から津久井に交えた方がいい。メリットがなさ過ぎる。 結局、小池をそこそこ引っ張ったうえで鈴木は最後まで残した。鈴木を途中交代したのってリーグの前半戦だけだったな。 どうやら町田は3-0になってから流し気味にやっていたみたいで、リーグ戦に向けてダメージすら与えられなかった様子。こっちは負けたうえにレギュラー陣に疲労もストレスも溜めていいところなし。 GIONスタジアムは早くも鬼門になっている。好不調の巡り合わせもあるだろうが、ここまで手も足も出ないとは。今季の対戦がないのは助かるが、来年は対策をしてくれ。ドン引きでもいいので無策で挑むのはやめて欲しい。 今年は一度も天皇杯はTV放送なしのまま終わってしまった。野球の...

2025第27節新潟(アウェー)戦

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最下位に苦しむ新潟相手に全力を出し切っての辛勝。幸先良く先制点を取った時は、今日こそ複数得点で得失点差も上乗せして、なんなら水曜の試合に向けて選手を休ませられるかもとか考えたが、甘過ぎる考えだった。 引き分け以下に終われば大ダメージの残る試合だったが、途中出場のレオセアラの一撃で勝ち越して辛くも2-1で逃げ切り勝ち点3を上積み。先が思いやられる内容だが、勝てている間はセーフとも言える。 相手のビルドアップにミスがあるとの分析だったのか、スタメンに田川や樋口の走力のある選手を起用。序盤から前線で圧力をかけてミスを誘い、エウベルの移籍後初アシストで鈴木が決めて鮮やかな先制点。 ここまでは良かった。しかし、早いうちに点を取ると省エネモードに入ってグダグダになるのも鹿島あるあるなので、とにかく攻めてシュートを打て、と画面越しに何度も言っていたが伝わることもなく。 もたもたとやっている間に濃野の消極的なバックパスを、少しズレただけなのに植田も見送り、これを奪われて一度は早川が止めるも、こぼれをモラエスに押し込まれて同点。 自滅の刃で自らを窮地に追い込み、超消耗戦になる痛い失点だった。今年何回も観ているが、これは鹿の呼吸・壱ノ型か? 濃野は正直良くない。イチオシの選手なのだが、怪我以降冴えがなく、組み合わせや戦術の関係もあるだろうが、単純にミスが多いしプレーも雑。津久井を使ってくれとの声が多いが、それも仕方ない。 次の天皇杯町田戦は相馬とマッチアップになるはずで、今の濃野の守備では抑えられるとは思えない。樋口とのコンビも酷いもので、鹿島の右サイドは完全にカモにされていた。 樋口は後半からボランチにポジションチェンジになったが、そこでも力を発揮出来たとは言い難く、セカンドボールの回収も微妙だったし、良かったのは中に入って左足で打ったミドルと、CKでファーの鈴木にドンピシャで届けたキックのみ。 舩橋もスタメンで起用すると何故かいいところなしで、ボールを回収出来ないし起点にもなれない。守備も効いていたわけでもなく、前半だけで交代になったのも納得。 知念は闘志溢れるプレーで気持ちは伝わって来たが、うまく絡めていたかと言えばちょっとどうだろう。 植田も集中力を欠いていたプレーも多く、フィードも悪くて不安定。ブーダにいいようにやられていたが、あの失点以外は防げていたから守備としては良かった...

2025第26節福岡(ホーム)戦

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首位に返り咲いた直後の試合で、ここから勝ち続けていかなければならないところで早くも躓いた。 アウェーなら追いついての勝ち点1は評価出来るかもしれないが、ホームで、しかも短期間に長距離移動を繰り返している相手に運動量でも圧倒出来ずに1-1が精一杯の状況は不甲斐ない。 チャンスの時に駆け上がる迫力は完全に相手が上。こちらはどういう意図を持って攻撃したいのかがまるで伝わって来ない、薄い内容だった。 ボランチを柴崎、三竿でスタートし、樋口をサイドハーフで起用。どういう狙いなのかは最後までわからなかったが、三竿で強度を出して樋口で運動量をカバーしようとしたのだろうか。 ゲームを作る役割を期待されたはずの柴崎のデキが悪くて、持ち過ぎて刈り取られたり、チャンスでのシュートを決め切れなかったりとスタメン起用に応えられなかった。 三竿、樋口も同様で無難にプレーしている、というだけの印象で何も記憶に残らなかった。 鈴木は転がり過ぎ。疲れているのはわかるが、プレーが続いて味方のチャンスになったのだからすぐに立ち上がって攻撃に参加して欲しい。 起点になる場面も少なかったし、シュートも打ったかな? 捌いているのは降りてきてボランチ付近のプレッシャーがない場面のみで、相手のマークがキツいエリアでほとんど仕事が出来なかった。 ヘディングでの競り合いは多分全負けのように見えたし、何よりも出足が悪い。こぼれ球に対する反応がすこぶる悪くてほとんど相手方のボールになる。 唯一、得点になったシーンでは起点になって、松村、田川の頑張りからこぼれ球をダイレクトで枠に飛ばした舩橋のスーパーゴールでなんとかなったものの、エースというならこれくらいで満足してくれたら困る。 案の定というか試合後に異議でカードを貰ったようで、キャプテンオンリーが浸透すればもっとハイペースでカードを量産しそうに思う。 交代で入った舩橋と知念の出足は鋭かった。だったら最初からこの二人でいいのでは、という話になるのかと思うが、そうなるとまた別の問題が出てくるのだろう。船橋は90分戦う体力がないし、知念も怪我が心配。 それに後半からギアを上げる役割としては三竿、樋口はどちらかと言えば守備的。 濃野は怪我以降ぱっとしない。戦術の違いもあるだろうし、佐野や師岡がいてフリーで動けた昨年とは違うのかわかるが、積極性もないし、オーバーラップの回数も少な...

エウベルがマリノスから完全移籍

横浜Fマリノスからエウベルが完全移籍で加入。 ヤンマテウスに断られて矛先を変えたのだが、この路線が合っているのかどうか・・。残りの契約が半年という話で、どこかのクラブみたいにレンタルして契約切れで借りパクとか出来たらいいのにと思っていたが完全移籍。 いくら吹っ掛けられたのか知らないが、これで戦力にならなかったらガッカリ感しか残らない。 個人的には33歳という年齢と、今季干されていて試合勘がほとんどないということ、あとは鹿島では守備に相当な労力を割かれるので攻撃でちゃんと力を出せるのかという心配点の方が多い。 得点にしても22~23年がピークで、昨年が2得点、今年が1得点。少なくともターレスより上でないと獲得した意味がないのだが、どこまでやれるか。 サイドアタッカーを補強したくてヤンマテウスにオファーをかけたのに、獲得したのはフォワードタイプという。 まあ、せっかく加入してくれたのに見る前からネガティヴばっかり言ってても仕方ないので、戦力にならないと判断するまでは応援するしかない。 今は田川やチャヴリッチが調子上向きだが、レオセアラも故障がちだし、戦力を多く持っているに越したことはないし。 キムテヒョンもいなかったら今頃どうなっていたことか・・と肝が冷える。千田にもきっと出番は来るだろう。 小川の補強も的確だったし、成功してくれると信じたい。 とはいえ、おそらく起用すると守備の負担がキツくなるだろうから、終盤で得点を取りに行きたい時に限定するか、ドン引き作戦の時に前線に置いて独力で得点を奪って貰うとそんな使い方でないとハマらない気はする。 レオセアラとチャヴリッチの体力温存で起用出来たら助かる、いうくらいの期待値でいくつもり。 日本のサッカーに対する適正はあるだろうから、そこらへんは安心していいのかもね。

2025第25節FC東京(アウェー)戦

リーグ再開初戦。勝つか負けるかでだいぶ違うが、しっかり耐えて少ないチャンスをモノにする手堅い勝利だった。こういう試合を随分長いこと出来ていなかったので、スコア以上の安心感がある。 とはいえ前半はFC東京のペース。いいように回されていたのか、ある程度計算づくだったのかわからないが、前線で無謀な突進を仕掛けて体力が尽きるということもなく、うまくペース配分が出来たいたと思う。 何回かマルセロヒアンにゴールを脅かされるものの、植田が触ってポストや、早川の落ち着いたセーブなどで無失点で耐え、課題のアディショナルタイムでの失点もなくゲームを進められた。 ところどころで見ると危ないシーンはあるものの全体でカバーし合って、ゴールを割らせなかったことは進歩を感じる。 攻撃では本当にチャンスは少なかった。裏を狙って走った選手がいても後方からロングフィードが出ることもなく、レオセアラはスペースで貰いたかったが選手につけようとして失敗していたりとか攻撃の手段もなかった。 中を崩せたりする時もあったが、決定的なシーンは小川からのレオセアラのヘッドと、CKからのキムテヒョンのヘッドとミドル。 どうやったら得点出来るのかなと唸っていると、スローインの流れから樋口が右サイドに開いた鈴木に出し、素早く中に鋭いボールを出すと、これに反応した田川が鮮やかな左足ワンタッチゴールを決めて待望の先制点。 田川は正直、武器がこれ1本だけなのだが、決まる時はびっくりするくらい綺麗に決まる。ゴール集とかまとめたら物凄い選手に見える。 鈴木との相性もいいみたいで、ここのホットラインは息が合っている。守備でも効果的なチェイシングを前線からしており、MyMVP。 後半から入った松村と共にスピードで追い回せるのはいい作戦に見えた。 鈴木はもうちょっと素早く展開して欲しい時とか、シュートを自分から打って欲しい時もあったが、いなければいないでうまく回らないのだろうきっと。 キャンプテンオンリーでイエロー貰うかと警戒していたが、煽りもいつもより少なめ?というか文句をつけているシーンをあまり見なかったので、ちゃんと対応したのかな。 キムテヒョンはヘディングも惜しかったし、ミドルも凄かった。守備では安定感があるので、こうやって攻撃に絡んでくれるようになると頼もしい。 小川のコンディションが上がってきたのも助かる。本来のポテンシャルを...

2025第105回天皇杯ラウンド16 福岡(ホーム)戦(スコアのみの感想)

スカパーを契約していないのでスコアのみの感想。 なかなかNHKの放送に当たらないのでスカパーでしか観れないが、放送権利はスカパーが持っているのかな。まあ、契約すればいいだけの話なのだが。 というわけでスコアを追いかけつつ、掲示板等で情報収集。福岡の荒いプレーの連続だったようで、早速PKを獲得。 VARだったらナシになったかもしれないとかの微妙なジャッジだったらしいが、これをチャヴリッチが決めて先制。 今日こそはしっかり完封してくれるかと思っていたら、雷により数十分の中断。再開後、前半残りわずかというところでまたしても失点して同点での折り返し。 いつになったらこれが修正されるのやら。 福岡は今日もコイントスで勝ってエンドを入れ替えてきたようだが、後半になり、混戦からこぼれを知念がミドルを決めて勝ち越し。 その後は早川がセーブしつつ、再びPKを獲得。キッカーは途中出場の鈴木。真ん中?に蹴ったらしいが読まれて止められ得点ならず。鈴木はPK決められないイメージがあるな。 奇襲は相手の虚を突いてこそ効果があり、読まれていればただの苦し紛れ。鈴木が真ん中に「逃げている」ように感じるのは疑い過ぎか? リーグ戦なら得点ランキングとかも関係あるが、天皇杯やルヴァンならPK取った選手が蹴った方がいい。トーナメントなのだから、外して終わりではキツい。そろそろ鬼木も本腰を入れて序列を考え直して欲しい。 鹿島サポの誰しもが嫌な予感を抱えるなかでの残り時間。案の定というべきか、終了間際にまたしても失点。守備を整備する必要があるし、ちゃんと守れない選手はリードした時点でもう下げていったら? 津久井の根性ディフェンスとか、観ていて気持ちの伝わるようなものがないし、誰の失点だったのかわからないが集中力が足りないと言われても仕方ない。 そもそも鈴木がPKを決めていれば終わっていた試合なのだが、週末に試合があるなかでの延長戦は最悪。 雷でだいぶ中断していたので現地参戦組の帰宅時間も相当ヤバそう。 日曜への疲労を考えるとフル出場組は辛いが、知念を下げて舩橋。こうなると体力のある樋口が残っているのは助かる。濃野が古傷の具合を含めて心配だが・・。 延長に入っても鈴木を始めとして外しまくっていたみたいだが、延長後半のCKを小川が蹴り、鈴木がヘディングで合わせて再度の勝ち越し弾。 これでチャラというにはかなり無理...