ACL予選2・全北現代戦(アウェー)補足

昨日も書いたように、全北現代の強さは相当なものだったと思う。ただ、運動量がバッタリと落ちるのは元々スカウティングで報告されていたそうで、それを踏まえた戦い方を鹿島はしていたのだろう。


運動量が落ちるや否や即座に選手交代をしてきた現代に、スキのなさを感じたものだったけど、いまひとつ噛み合い切れていないという印象はあった。


それだけ鹿島も粘り強くやっていたということだが。両サイドバックもあまり攻撃参加をせずに守備重視だったので、余力があったのかもしれない。


しかし、同点後にやや守りに入り過ぎて、DFラインがGKのすぐ前という時間帯が長くあり、ちょっと危険なところもあった。それを救ったのは驚異的なマルキーニョスの運動量と、小笠原の意地だった。


マルキーニョスは本当に大丈夫なのかというくらいに走り回っていた。終盤、らしくないミスを連発していたけど、さすがに限界だったのだろう。よそのチームですが、大宮のラファエルが肉離れで2ヶ月の離脱となっている。


その原因となった試合はちらりと見ていたけど、凄い気迫を感じたものだ。でもやっぱり限界ってあるんだね。すぐに諦めてしまう姿を見ると、「もっと走れよ!」と無責任に思ってしまうけど、あまり無理ばっかり言うのも考えものだなと思った。


小笠原も相当走ったと思う。全盛期の頃を思い起こさせたよ。だけど小笠原も年齢が年齢。怪我も完全に癒えているようにも思えず、無理な時は無理でしっかり休んで欲しい。


CBは怪我を押して伊野波。結局のところオリヴェイラ采配は固定メンバーというのがわかりましたが、それで三連覇しているのだから間違いではないのだろう。ただ、このまま乗り切れるかどうかはかなり不安がある。無理のない計画性。あると信じたいです。


そういえば内田はガムを噛んでいないように見えましたが、大丈夫だったのだろうか。



ACL同組の他試合は、長春がホームでペルプシラに9-0と圧倒。もはやサッカーのスコアではありません。鹿島は次にこのチームとホーム・アウェーで連戦となります。簡単ではないかもしれませんが、順当に勝ち点6を奪って予選通過を決めましょう。



全州(チョンジュ)スタジアムまで応援に行ったサポの方々、お疲れさまでした。裸になるのは勘弁して頂きたいけど、鹿島の応援はよく通っていました。


「え、試合後?」というくらい客も少なかったので、アウェーの雰囲気もまったく感じず、見ていても安心していられましたよ。

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