2010第1節浦和戦(ホーム)
すでに2試合やっているので、開幕戦という感覚は少し薄れています。選手もそのようで、緊張なくやれていたんじゃないでしょうか。
いきなりセットプレーから失点しかけるパターンでひや汗発進だったものの、小笠原のクロスに相手DFより一瞬速く反応した興梠が触って先制。非常に気持ちの軽くなる価値ある1点でした。ああいう飛び出しからの得点が増えてくると、本当に楽しみです。
浦和は柏木がいい動きをしていたけど、連動性にいまひとつ欠け、怖さ自体はそれほどでもなかった。しかし、柏木の振り向きざまのシュートや、後半に入ってポンテのダイレクトボレーなど際どいシュートもあり、好調の曽ヶ端がセーブしてくれて何とか助かった。
それ以外はあまり崩された感じはしなかった。中盤から後半にかけて運動量が落ちるのは心配だけども。もう少し交代枠を有効に使って欲しいと思うのだが、監督の見方はまた違ったものだったろうか。
マルキーニョスも動きはよく、テンポもよかったが、ワクに全然飛ばなくて「頼むよ・・」という感じ。それでも最後の最後には、交代で入った遠藤のクロスをヘディングでバッチリ合わせてゴール。守備も献身的にやってくれるところなどさすがです。
CBには伊野波を起用。イジョンスはベンチにも入っていませんでしたが、ようやく選手を入れ替えてきてくれた。<span style="color:#FF00FF;">(3/7訂正:イジョンスは右足首負傷らしい)</span>何故かアナウンサーに「フェリッペ」と呼ばれているフェリペは、デビュー戦の鮮烈な印象からすると冴えなかったものの、まずまずと見ていいのかな。使いながらフィットさせていくつもりなんでしょうね。
野沢はかなりの時間消えていたけども、最後になって急に元気になり、チャンスに絡んでいました。野沢らしいといえばらしいけど、前半のビッグチャンスはせめてシュートを打って欲しかったです。
大迫はワンチャンスで得点出来る場面があったんだけど・・ヘディングの精度はまだいまひとつのようですね。
何にせよ、得点の時間帯といい試合内容といい、得点・アシスト者といい文句なしの勝利と言えましょう。リーグ戦も幸先のいいスタートです。その他、判定などの雑感は次回に。
(以下、個人的まとめ)
【2010リーグ第1節】(カシマスタジアム16:04KickOff浦和/35,251人/雨のち曇)
【スコア】鹿島 2-0 浦和 (前1-0 後1-0) (S18-10)
【主審】吉田寿光(主審)、大塚晴弘、大川直也
【得点】
(鹿)前05分 小笠原→興梠 1右
(鹿)後41分 遠藤↑マルキーニョス 1H
【警告】
(鹿)中田1(前18分)、内田1(前39分)
(浦)エスクデロ1(後6分)、柏木1(後14分)、細貝1(後20分)
【出場】
GK 曽ヶ端
DF 内田 岩政 伊野波 新井場→88ジウトン
MF 中田 c小笠原 野沢 フェリペ・ガブリエル→79遠藤
FW マルキーニョス→90大迫 興梠
【MyMVP】曽ヶ端