遠藤の成長と本山の復帰
手術後の経過が順調な本山は20日に医師の検診を受け、問題なければ全体練習に復帰する見通しだそう。復帰したからといって即戦力になれるかはわからないし、無理もして欲しくないけど明るいニュースだ。うまくいけばACLラウンド16でスーパーサブで出場出来るでしょうか。
一方、その穴埋めをしている遠藤。小笠原や本山の跡継ぎとして期待されている遠藤だが、このところちょっと考え過ぎているように見える。
サブで出た時や初スタメンの時はもっと伸び伸びプレーしていた。確かに戦力となるには鹿島の戦術を理解して、それを実践していくことが大切だが、今はまだ自分を出していい時期ではないだろうか。ボールを持っても仕掛けずに周りを見て、出しどころがなくやっぱり下げる、というシーンが目につく。
鹿島は全員で守備をするチームなので、そちらに気を遣い過ぎているのかな、とも思うが積極的な仕掛け、思い切ったシュートという遠藤の持ち味をもっと発揮して欲しいし、見てみたい。
遠藤には期待している。まだ22歳ということを考えれば充分過ぎるほどやってくれてはいるが、小さくまとまらずに、将来的にはチームの柱になって貰えるよう成長して欲しい。
フェリペが怪我から復帰し、本山が万全になればなかなか出番は巡ってこないかもしれないが、持ち味を失わず頑張って貰いたいものです。