2010第8節横浜M戦(アウェー)
久しぶりの勝利はやっぱり嬉しい。中5日で動けていたし、先制点を取れると試合運びもラクだ。
お互い速いボール回しで攻撃を組み立てる面白い展開のなか、得点が生まれたのはセットプレーから。遠藤が取ったファウルを左45度くらいのところから小笠原が蹴り、ゴール前にいいボール。DFを超えて抜けて来た難しいボールを、イジョンスがヘディングで決めて先制。ブラインドになっていたと思うが、よく決めてくれた。
ところがすぐさま反撃を喰らう。鹿島側の左サイドで新井場と波戸の1対1になり、うまくかわされたところでほぼ勝負あり。綺麗にクロスを上げられ、中でもクリア出来ずに渡辺がヘディングシュートでゴール。
後半に入ってもいいリズムで攻める鹿島は右サイドを人数をかけて崩し、マルキーニョスが股抜きグラウンダーでセンタリング。抜けたところに小笠原が詰めて押し込み、再びリード。
更に曽ヶ端のスローインから野沢が前線にスルーパス。中沢がクリア出来ずにマルキーニョスへと渡り、GKとの1対1も難なく決めてようやく待望のJ通算100ゴール達成。外国人ではウェズレイに続いて2人目。野沢のパスも絶妙だった。
出場停止明けのマルキーニョスは少し落ち着いたのか、イライラしたところがなかった。いつもこのくらい余裕を持ってやってくれればいいのですが。前からの守備も効いていてボールキープも出来るし、やっぱりマルキーニョス頼みになるのかなあ。
試合はこのまま3-1で鹿島が勝利するのだが、得点差ほど楽勝ではなかった。前半も曽ヶ端のセーブで守ったシーンが何度もあったし、後半ではDFが体を張って(内田とか)マリノスのシュートを防いでいた。バスティアニーニのヘディングシュートもバーに弾かれたりと、よく1点で抑えられたと思う。
司令塔対決は小笠原に軍配。インタビューで本人が言っていたように個人の対決ではないですが、小笠原のパフォーマンスはよかったです。プレースキックも精度が悪い、と文句をつけましたが、とてもいいボールでした。
内容もよかったし、これで流れが戻ってくれると助かります。その他の感想は、もう遅いのでまた明日。
(以下、個人的まとめ)
【2010リーグ第8節】(日産スタジアム17:03KickOff横浜M/43,025人/晴)
【スコア】横浜M 1-3 鹿島 (前1-1 後0-2) (S20-10)
【主審】東城穣(主審)、名木利幸、入部達也
【得点】
(鹿)前21分 FK小笠原↑イジョンス 2H
(M)前30分 波戸↑渡辺 3H
(鹿)後06分 マルキーニョス→小笠原 1左
(鹿)後15分 野沢→マルキーニョス 2右
【警告】
(鹿)中田2(前16分)、内田3(前27分)、岩政1(前42分)、マルキーニョス1(前45+2分)
(M)小椋4(前45+1分)
【出場】
GK 曽ヶ端
DF 内田 岩政 イジョンス 新井場
MF 中田 c小笠原 野沢→85青木 遠藤→71フェリペ・ガブリエル
FW マルキーニョス 興梠→89伊野波
【MyMVP】小笠原