2010第5節仙台戦(アウェー)

「ハンデはこのくらいでいいかい?」


テレビに向かって呟いた前半15分。


いきなりバー直撃・リャンのミドルのこぼれを、イ・ジョンスの軽率なプレーでフェルナンジーニョに決められ19秒で失点スタート。更にマルキーニョスの肘が相手DFの顔に当たって一発退場、と相当不利な状況になった。


それでも負け惜しみでもなんでもなく、本当に勝てるような気がしていた。得点の気配があるチャンスはいくつかあったし、野沢がもうちょっと集中していてくれたらなんとかなったような。10人対11人でも鹿島が押し込む時間も多かった。


後半、カウンターからロングボールをイジョンスが競り負け、1対2の状況を作られてリャンからフェルナンジーニョのパスを決められ0-2。やっぱりフェルナンジーニョは、鹿島にとっては天敵だった。


しかし、鹿島のモチベーションは落ちることなく攻め続ける。内田、遠藤に代えて大迫、ジウトンを投入し、4-4-1から3-4-2に変更。小笠原のロングボールを、興梠が競り勝って左足で泥臭くゴール。前に人数をかけるようになって攻撃が活きてきた。


勢い的にはせめて同点には出来るかも、と思っていたものの無常にもタイムアップ。今季初黒星となりました。まあ、1年通すとこういう試合はある。


3枚目の小谷野は失敗だっただろう。ACLで初出場を果たした時もそれほどパフォーマンスは高くなかったし、この試合でもほとんどボールに触れなかった。船山はそれほど悪いのかな。



それにしても残念だったのはマルキーニョス。今年は手を使うことが多くて危なっかしいと思っていたが、修正されていなかったね。いつも通りにって言ったのはそういう意味じゃないよ・・。


ただ、審判の判定は厳しかった。レッドと言えばレッドだけど、あの時間帯ではまずイエローという気も。鹿島側にはイエローの基準も辛かった。小笠原に対して仙台側の富田がアフターで蹴りにいったのは(前半29分くらい)スルーされていたし、あまり納得出来るものではなかったかな。


負けた、というよりは、よく頑張ったという気持ちの方が強いです。仙台のことをどうこう言うつもりじゃないけど、ホームで11人なら負けないよ。




(4/6:追記)「時間帯で」というのはファウルなどの判定、報復行為、得点機会阻止などの明白なレッドを除く、「乱暴な行為」によるレッドについてのみのことで、「乱暴な行為」と判断するからにはそれなりの時間が必要という意味においてです。

試合を左右する判断は「故意かどうか」という部分が重要、という考えに基づくものであり、「そう見えた」だけではない判断をして欲しいというものです。これはどのチームに対してもです。詳しくは下記コメント欄参照(追記:現在閉じていて参照出来ません)。

しかし、これもコメントにより超少数意見と確認されました。謹んでそのご意見は拝聴致します。改めてのご指摘は無用でございます。皆様、コメントありがとうございました。



(以下、個人的まとめ)


【2010リーグ第5節】(宮城スタジアム13:04KickOff仙台/23,214人/晴)

【スコア】仙台 2-1 鹿島 (前1-0 後1-1) (S12-10)

【主審】井上知大(主審)、岡野宇広、数原武志

【得点】

(仙)前01分 フェルナンジーニョ 2右

(仙)後16分 リャンヨンギ→フェルナンジーニョ 3右

(鹿)後32分 小笠原↑興梠 2左

【警告】

(鹿)ジウトン1(後24分)、大迫1(後31分)、イジョンス1(後39分)

(仙)菅井2(前33分)

【退場】

(鹿)マルキーニョス(前15分)

【出場】

GK 曽ヶ端

DF 内田→64ジウトン 岩政 イジョンス 新井場

MF 中田 c小笠原 野沢→82小谷野 遠藤→64大迫

FW マルキーニョス 興梠

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