南アフリカW杯GL・デンマーク戦

本当にグループリーグ突破してしまうとは! しかも引き分けではなく勝って、2勝1敗での進出。おみそれしましたという他ないです。


この日もMVPは本田圭。押されているなかで得たFKを、見事無回転でゴール左隅に沈めました。ここぞという場面でよく決めた。本当は録画してから朝一で観る予定だったところ、中途半端に目が覚めてしまったおかげで生観戦していましたが、パッチリと目が覚めました。


これで焦り出したデンマーク。日本の守備も集中していて、カウンターで何度かチャンスを作る。再びゴール前で獲得したFKを、今度は本田圭が蹴ると見せかけて遠藤。GKの反応が遅れ、ゴール右に綺麗に決まって追加点。めちゃめちゃ嬉しそうでした。4年前に悔しい思いをしているだけに、色々と溜まっていたものがあったんでしょう。


引き分けでもGL突破出来る日本が2点先制し、相当有利な状況に。下手をすれば逆に油断が生まれてもおかしくない展開でしたが、このアドバンテージをうまく活かした戦いを最後まで貫きました。そう思うと、強化試合で終盤点を取られまくっていたのはいいシュミレーションだったのかな。


後半になって、デンマークは早々とパワープレー。ゴリ押しで何とかなると思ったのか、むしろああやって放り込んでくれた方が日本にとっては守り易かったか。


しかし、PA内で長谷部が後ろからチェックに行ったところ、相手選手が倒れてしまい、PK判定。今大会、後ろからのファウルには厳しいだけに仕方ない判定だった。


トマソンのPKを川島が一度はセーブするものの、こぼれ球を押し込まれて1点差。時間を考えるともしかしてということも有り得るところだったが、決定的な場面は作らせず、カウンターから大久保、本田圭と渡り、DFとGKをかわした本田圭がドフリーの岡崎にラストパス。さすがにこれは決めるよね。


3-1になったところで勝負あり。最後は余裕を持って試合終了の笛を聞くことが出来ました。内容、結果ともに素晴らしい。深夜(というか朝方)を感じさせないいい試合でした。



3敗予想でごめんなさい。目標のベスト4はまだちょっと遠いけど、せっかくなので残り試合、是非とも頑張って欲貰いたい。次の相手はパラグアイ。今の集中力を維持出来れば・・まさかもあるかな。


(以下、個人的まとめ)

【2010南アフリカW杯グループE】(ルステンブルク現地20:30KickOff日本/27,967人/晴)

【スコア】日本 3-1 デンマーク (前2-0 後1-1)  (S15-19)

【主審】ジェローム・デーモン(主審:南アフリカ)、エノック・モルフェー、セレスティン・ンタグンギラ(ルワンダ)

【得点】

(日)前半17分 FK本田圭 2左

(日)前半30分 FK遠藤 1右

(デ)後半36分 トマソン 右

(日)後半42分 本田圭→岡崎 1左

【警告】

(日)遠藤1(前12分)、長友1(前26分)

(デ)クロルドルップ(前29分)、クリスティアン・ポールセン(後3分)、ベントナー(後21分)

【出場】(日本)

GK 川島

DF 長友 中沢 闘莉王 駒野

MF 遠藤→45+1稲本 c長谷部 阿部 松井→74岡崎 大久保→88今野

FW 本田圭

【MyMVP】本田圭

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