2010第21節浦和戦(アウェー)
ここ最近とまったく逆の展開での引き分け。勝てはしなかったが、負けなくてよかった。PKを外すと負けてしまうことが多いからね。
自分の情報不足のため、フェリペ離脱の記事がガセになっちゃってスイマセン。代わりに中田が怪我で出れなくて、木金で書いた記事が意味なかった感じです。調子悪いと思っていた本山が決めてくれたのは嬉しい誤算でしたが、復帰初戦のマルキーニョスが決められず。PKは小笠原に任せた方がよかったんじゃないのかな。なんか決められない気がしたよ。
浦和側のキープレーヤーに挙げたポンテと山岸が、それぞれ決定的な仕事をしてしまったのは皮肉な結果。当たっても嬉しくないです。だからポンテからは目を離しちゃダメって言ったのにね。
90分通してお互いにチャンスはたくさんあった。鹿島はマルキーニョスに何本か(PK含む)とか、新井場のクロスがクリアされたのとか、小笠原のミドルとか。浦和側は前半ポンテのFKからエジミウソンのシュートを曽ヶ端が奇跡的にセーブとか、宇賀神のミドルやシュートがバーとかポストとか。結果は1-1だが、どちらにも勝てる可能性はあった。
失点はスペースが大きく出来はじめた時に、浦和の大きな展開から鹿島の左サイドに振られ、エジミウソンのショートパスからポンテが素早いモーションで振り抜いたシュートが左隅に綺麗に決まったもの。小笠原が決められなかったのと対照的だった。
得点はほとんど諦めかけたラストプレー。新井場のスローインが弾き返されてこぼれたボールを、余っていた本山がジウトンを制してワンタッチで丁寧にシュート。針の穴を通すような正確な弾道でゴール右隅に決まって同点。劇的な幕切れとなりました。そうか・・いつも相手側はこんな感じだったんだね。
鹿島は中1週ということもあってか、かなりいいプレーをしていた。野沢は相変わらず消えがちだったが、マルキーニョスの運動量や、フェリペの動き出しとかに助けられて形は作れていた。青木も攻撃にも絡めていたしよかったと思う。
交代枠をひとつ残したまま終わったのには賛否両論あろうが、スタメンの運動量も落ちていなかったし、代えづらかったんじゃないかな。強いて言うなら野沢のところを遠藤とか佐々木とかいう選択肢はあった気もするが。
浦和側はCBの山田暢がアクシデントで後半途中から坪井に交代。自分は坪井のことを高く評価していて、かえって嫌だなと思っていたら、何本かいい守備をされてしまった。何故、坪井がファーストチョイスじゃないのか、いまひとつよくわからない。山田暢のままだったら新井場のグラウンダーのクロスのやつとかは決まっていたんじゃないかな。
サヌが興梠に与えたPKの判定は妥当。後ろから足にいっちゃってるし不用意なプレーだった。ただ、これを決められないマルキーニョスも痛い・・。他のシュートも全然枠にいってなかったし、数試合離れてしまうといつもこんな感じになってしまいますね。
いい内容だっただけに勝てなかったのは残念ですが、アウェーだということを考えると負けなかったことをヨシとするしかない。この内容(主に運動量)を継続出来たら、次こそは大丈夫だと思います。
(以下、個人的まとめ)
【2010リーグ第21節】(埼玉スタジアム200218:03KickOff鹿島/51,177人/晴)
【スコア】浦和 1-1 鹿島 (前0-0 後1-1) (S 9-11)
【主審】西村雄一(主審)、中込均、二俣敏明
【得点】
(浦)後35分 エジミウソン→ポンテ 5右
(鹿)後45+5分 本山 2右
【警告】
(鹿)伊野波3(後45分)
(浦)スピラノビッチ1(前29分)
【出場】
GK 曽ヶ端
DF 新井場 岩政 伊野波 ジウトン
MF 青木→88大迫 c小笠原 野沢 フェリペ・ガブリエル→81本山
FW 興梠 マルキーニョス
【サブ】杉山 大岩 船山 佐々木 本山 大迫 遠藤
【MyMVP】本山