2010第22節仙台戦(ホーム)
やっと勝った。ナビスコ第1レグでは川崎に勝ったけど、実質180分の前半戦だし、本当に勝った気がするのは超久々だ。まあ、最後までヒヤヒヤでしたが・・。
怪我が心配されていた面子は全員出場し、小笠原以外はフルメンバー。中田が小笠原の代わりに攻撃の起点になり、前にも出ていた。
立ち上がりから鹿島のペースで安心していたのだが、なかなか決定的なシュートを打てずに、気がつけば仙台ペース。ジウトンのクリアミスをワンタッチでつながれ、中原と曽ヶ端が1対1。これをセーブしてくれて救われた。あそこを決められていたら、仙台に主導権を握られたままゲームを進められていただろう。
そこからちょっとずつ盛り返して来たなかで得た左CK。野沢のボールをニアで興梠がすらし、ファーでうまくDFの体の前に入り込んだ中田が左足で合わせてゴール。小笠原不在の影響を感じさせない活躍でした。
興梠はこのワンプレーだけだったかな。マルキーニョスとの息も合ってなかったし、ボールも足についてなかった。前半フェリペ・野沢からの浮き球パスのボレーも外したし、後半ジウトンからのグラウンダークロスを反転してのシュートもワクの左側に。どれかを決めてくれないとホントに苦しい。
マルキーニョスもシュートがワクにいかなかったり、キープすべきところであっさりと打って外したりと、モヤリとする部分はあったが前線ではやっぱり頼りになる存在。
問題のジウトンも守備ではいつものことながら何度もピンチを招いたが、攻撃では持ち味を出せた。衰えぬ運動量で、足の止まった仙台陣内を駆け巡ったり、バー直撃のミドルを打ったり。クロスの精度もよかったと思う。興梠が決めてさえいればアシストもついたんだけどね。
フェリペは完全に守備の人。危機察知能力は、よかった時の本山クラスだったが、クロスやシュートにはまったく期待の持てない内容。いいか悪いかでは判断出来ないが、チームの勝利に貢献したことは確か。ボランチとして見るなら上出来という感じかな。
仙台は後半ほとんどパワープレーに。DF陣がなかなかボールを弾き返せないので観ているとヒヤヒヤしっぱなしだったが、FWが外してくれて助かった。フェルナンジーニョだったら決められたかもしれないと思うものも何本かあり、いなくてホントによかったよ。
鹿島は中田・興梠・野沢を大岩・佐々木・本山と交代して逃げ切りを図り、何とか成功。1-0で勝てるとは思ってなかったのでアディショナルタイムはずっと祈ってました。
終了後、伊野波は泣いていたんじゃないかな。応援しているからこっちもうるうるとしちゃった。これを機に更なる成長を遂げて貰いたい。
内容的には物足りないところも多々あろうが、勝ち点3を無事に取れてよかった。仙台に負けてばっかりっても嫌だったしね。清水が負け、セレッソも引き分けたので3位に浮上です。明日は増田、田代、石川に頑張って貰おう。
(以下、個人的まとめ)
【2010リーグ第22節】(カシマスタジアム19:04KickOff仙台/16,869人/晴)
【スコア】鹿島 1-0 仙台 (前1-0 後0-0) (S 26-9)
【主審】飯田淳平(主審)、大塚晴弘、大川直也
【得点】
(鹿)前40分 興梠→中田 2左
【警告】
(鹿)なし
(仙)なし
【出場】
GK c曽ヶ端
DF 新井場 岩政 伊野波 ジウトン
MF 中田→85大岩 青木 野沢→90本山 フェリペ・ガブリエル
FW マルキーニョス 興梠→80佐々木
【サブ】杉山 大岩 船山 遠藤 本山 佐々木 大迫
【MyMVP】中田