2010第27節横浜M戦(ホーム)その2
試合後の本山のインタビューよかったですね。素朴な感じで、聞いていて気持ちがいい。もともとファンってのがあるから余計そう思うんだけど、本山が元気にピッチを走り回ってくれるならとても嬉しい。今季はもう無理だと思ってたくらいだから。
足に怪我を抱えているって言ってたので、これからも状態を確認しつつって感じになるのだろうが、鹿島を救って欲しい。
興梠も自身の持ち味を発揮出来ていた。本山がうまく使っていたのもあるし、ワントップでやることがひとつになったというのがよかったのかもしれない。これをきっかけにドン底から這い上がってくれれば。
小笠原はPKを外したのがねえ・・。これについてスカパーのアフターゲームショーで野々村氏が興味深いことを言っていた。いわく、小笠原はわざと真ん中に蹴ったのではないかと。
あのプレーは誰が見てもPKではないので(ユニフォームを引っ張ったということらしい)、真ん中に蹴って入ればそれでいいが、外してもそれでいいという気持ちで蹴ったのでは、と。そういうこともあるかもしれないけど、勝利に貪欲な(いい意味で)小笠原がそういうことをするかなあ。
まあ、選手自身は外れたことにも何のダメージもなかったということを本山は言っていた。微妙な空気にはなっていたけどね。
野沢はこの日も復活出来なかった。だいたいいつもこんな感じなのだけど、それでも1試合のうちどこかで見せ場は作っていた。中田へのクロスぐらいかな。全体的にキレがないというか気持ちがノッていないというか。いつスイッチが入るのだろう。
新井場は前節出場停止のぶん攻守に頑張ってました。動きもよかったし、サイドも制圧してた。ジウトンも相変わらずカードを貰うのは難点だけど、この日はよかったんじゃないかな。ロングスローも活きてたし。フェリペは可もなく不可もなくといった感じ。
CBの岩政、伊野波、アンカーの中田はバランスが取れていたと思う。後半、運動量が落ちてきて押し込まれる時間帯が長くなったが、それでも何とか持ちこたえていた。
全体的には球離れもよく、リズムもあって攻撃に人数もかかっていた。中盤での寄せも速いし、セカンドボールもよく拾えていた。ミドルもよく打てて、シュート数は20。マルキーニョス不在のいい面の方が出ましたね。
マリノス側ではやはり中村俊の状態がカギだったか。セットプレーでの迫力もいまひとつだったし、随分と助かった。最後は別の選手が蹴ってました。山瀬もちょっとキレがなかったし、一番、印象に残ったのが小野。90分フルで走り回ってました。元気な選手ですな。
芝の状態は随分よくなっているように見えました。これからはホームのアドバンテージが活きてくるんでしょうか。入場者数も2万を超えてましたし、これもチームの後押しになるでしょう。
負けられない戦いは続きますが、マリノス戦のような戦い方が継続出来るなら、まだまだチャンスはありですよ。