本山をどう使う

本山とかけまして、外干しと解く。そのココロは。


どちらもヒール(昼)がいい。なんて。ぐてっちです。本山の活躍に気をよくしてもうひとつ本山記事を。


本来、ああいったオシャレなプレーは、野沢に求められているものだ。遊び心を持って相手の意表を突き、決定機を生み出す。あそこまで見事にやってくれるとホントに気持ちいい。なんでか余裕があった。


完全体の野沢なら同じことが可能なのだが、どうしたものかこっちはまだ覚醒するための条件が整っていないらしい。なんだろうな。南の村の村長イベントとか。


まあ、野沢のことはさておき、今後、本山をどう使うか。(ちなみに本山はもっと色んなことを試そうとして、中田に「遊び過ぎ」と注意されたらしい)


フィジカルが整っているとしたら、下げるのは野沢かフェリペかになる。まさかマリノス戦でうまくいったからといってマルキーニョスを下げるわけにはいかないし。


どちらを選べと言われたら、頑張っているフェリペをよりも野沢を残した方がいい気が個人的にはする。それはイメージの共有という点においてまさっていると思うから。


小笠原、本山、野沢、興梠、中田のイメージはピッタリ合っていた。相手よりも速くボールを回し、テンポもよく、お互いの個性を活かしたプレーが出来ていた。崩し方の思考が一致していたのだ。そして、何より観ていて楽しかった。


フェリペも悪くないんだけど、どうもイメージのズレというか噛み合わないところが多いんだよね。カブっちゃたりとか(カブりエル?)。まあ、動きとかだけ見てると献身的だし、「野沢もっと早く下げようよ」ってなっちゃうんだけど・・。


こうして見るとマルキーニョスは鹿島にとっては異質なんだろう。(今じゃジウトンも)。ゴリゴリといくスタイルや、強靭なフィジカルでボールキープしたりとか、90分ピッチを縦横無尽に走り回ったりとか。去年はそれでも周りと合っていてお互いが活かされていたのだけど、最近は孤立することが多くてリズムも悪い。


どちらが合わせるべきかというと、本当はマルキーニョスが合わせるべきなんだけど。前ほど決定力があれば別だが、残念ながら一人でゲームをガラリと変えてしまうほどの力はなくなっているので、協力して崩す方にシフトして貰いたいところ。


本山だったらそんなマルキーニョスもうまく使うんだろうか。


誰もが感じたことと思われるが、今後、鹿島が勝ち進んでいけるかは本山にかかっていると思う。スタメンにせよサブにせよ、切り札的存在になる。それをどう使うかは監督次第。ここらで一発、3連覇を成し遂げた手腕をもう一度発揮して欲しいものだ。

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