2010第25節清水戦(ホーム)その2

マルキーニョスとフェリペについては昨日も書いた通り。全体的にいいのだが、最後のところが足りない。


もう一人のFW興梠はやっぱり物足りない。特にゴールに対する執着心。際どいところでボールを受けても、まず第一選択肢が「マルキーニョスへのパス」。次に「バックパス」。「突破」とか「シュート」とかいうボタンは装備されていないのかな。きっと、「LR、XYボタン同時押し」とかいう難しい操作なんだろう。


CB二人はどっちもよくなかった。伊野波は失点に直結するパスミスをしたし、岩政はセットプレーで得点は挙げたものの、90分を通して不用意なファウルが多かった。しょっちゅう主審にアピールしていたが、その前に出来ることがあるのでは。


新井場はよかった。攻撃にも参加していたし、危ないところでのクリアもあった。4枚目のカードを貰って次節お休みだが、充分に休養してどんどん攻撃して貰いたい。


逆サイドのジウトンは過大な期待をやめたせいか、こんなものか。いいパスもあったが、縦へのパスで相手に引っかかったりすることが多々あり、危ない場面を招くことも。相変わらずカードも貰う。確か1年でチーム通算何枚かになると罰金とかあった気がするのだが。そういえば伊野波も4枚目を貰ったようだ。


曽ヶ端は山本のミドルを1本ファインセーブ。小野のミドルは無理かな。DFがもう少し詰めてくれていればという感じ。


中田、小笠原のボランチは微妙な評価。相手のプレスが落ちてからは自分たちの仕事をしていたが、それまでが相手に主導権を与え過ぎ。中田もセットプレーでいくつかあったチャンスを形に出来ず。


野沢については期待するのをやめた。判断も遅いし、ゴール前での鋭さもない。後半PA内、決定的な形でボールを受けたのだが、まごまごしているうちに詰められてシュートを打てず。あそこはワントラップから即シュートが希望。


なんだろう。重さ1キロのパワーアンクルを両足に着けているのかな。で、「そろそろ本気を出してやろう」とか言って外した途端、いきなり敏捷度が増すとか。もうその頃には優勝は絶望的になってるよ。


監督はどうしちゃったんだろう。交代枠を2つも残したままってのは、勝ってる時とかでないとあまり見ない。



清水は前半はプレスも効いていたし、カウンターも速かったし、かなり脅威だった。小野、ヨンセンに岡崎が絡み、ゴール前までにあっという間に到達する。岡崎は守備にも奔走していたし、調子よかったんじゃないかな。


しかし、予想通り後半になって足も止まる。それでも最後のところの集中力はハンパなく、鹿島の決定力もアレだったんで1点止まり。


お互いにとってこの引き分けは、優勝戦線から大きく後退するもの。名古屋を喜ばせる結果となってしまいました。可能性がなくなるまでは諦めないけど、ここからは相当強いハートで戦わなきゃやっていけないですね。

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