2010第32節磐田戦(ホーム)その2
磐田にはあんまり苦手なイメージなかったんだけど・・。ソッコー2点取られたことで、大きなアドアンテージを取られてしまった。あれだけしっかり守られると、それを崩す力は今の鹿島にはないんですよ。
動きはやっぱり重く、休み明けのマルキーニョスが元気に見えた。前線では興梠、野沢は消えていることが多い。フェリペは守備にも走り回っているけど、それだけと言えばそれだけ。疲労からか長所である鬼プレスも弱くなっていて、フィジカルは相変わらずホントに弱い。
ジウトンのマイナスは織り込み済みといえ、ああもパスが通せないと厳しい。全部のプレーが雑だし。そろそろ我慢も限界かな。
小笠原も体が動いてないしパスも精度が悪い。交代で入った遠藤もいい面もあるんだが、後ろに下げることが多くてテンポもよくない。佐々木はあのワンチャンスを決められるようにならないと。
もっとも、これは入っていたよう思う。悔しいのでリプレーでひとコマずつ送ってみたが、まずハンドにも見えるし、この時点でラインを割っているようにも見える。
そして、佐々木のシュートをクリアした磐田DFの蹴り足は、ゴールラインの向こう側にあった。ということは当たった瞬間、ボールはゴールインだったわけで得点だろう。まあ、あれを完璧に見抜けというのは無理な話だが、わざわざあそこに蹴らなくてもねえ・・。(意見書を提出するみたいです)。
大迫もそうだけど、ああいうわずかのところを通せるかどうかってのがストライカーの資質なんだろうが。
勝った磐田を称えるのは勿論だが、それ以上に自滅という感じもなくはない。集中力を欠いた立ち上がりの2失点により、自ら重い展開を作り出してしまったのが最大の敗因。
DF陣には「年間総失点の記録を作る」とか目標があったみたいなのだが、そうとは思えないほど簡単に点を取られてしまった。体を張っていた磐田DF陣とは気持ちが違った。
ちなみに、記録更新には29点がリミットだそうで、あと2試合、1点も取られたらダメみたい。せめてそれを拠り所にして、もう一度守備から奮起して貰いたい。
攻撃はマルキーニョス頼みというのが抜け出せていない。もっとアイデアを出していかないと・・言い方を変えるともっと遊び心を持って臨まないと、この悪い流れからは抜け出せないように思う。
残り2試合、ACL圏のプレッシャーもあるが、伸び伸びしたプレーを見せて欲しい。