2010第32節磐田戦(ホーム)
中2日の日程だけでなく、モチベーションの持ち方が難しい一戦で、立ち上がりからフワッとした感じでどうにもよくない感じでした。
ジウトンのパスミスから鹿島の左サイドを突破され、那須のクロスに真ん中がポッカリ空き、するっと入り込んで来た前田が難なくヘッドで決めて電光石火の先制点。
鹿島のエンジンはまだかからず、今度は右サイドを前田のタメから山本脩にパスが渡り、深々と抉られてクロス。これも真ん中にフォローがなく、飛び込んで来たジウシーニョが左足で合わせて追加点。シュート2本で2点取られました。
この辺りからようやく試合への気持ちが見え始め、磐田が引き気味になったのもあろうが、ボールを持つことも多くなった。しかし、完全にラインを作って守る磐田を崩せず、前線ではマルキーニョスが一人で奮戦。得点の匂いがするのはマルキーニョスが持った時くらいだった。
正直、興梠はドロ沼にハマっている。持ち味であるスピードでDFを振り切れればいいが、ピッタリつかれて手も足も出ず。交代で出た大迫の方が楽しみがあった。
無抵抗のまま終わるかと思えた前半終了間際、野沢の左CKをニアに飛び込んだ岩政がヘッドを叩き込んで1点を返す。これで何とか試合の形を保ったようなものだ。
後半、小笠原を前目に出して攻撃を厚くするが、いまいち冴えがなくやっぱり崩せない。ジウトンのパスミス、突破力のなさ、右足シュートの絶望的なまでの精度のなさ。
それでもゴールに迫るシーンは幾度かあった。遠藤の浮きパスに抜け出した興梠がトラップしてシュートもヒットせずや、大迫のパスからマルキーニョスの突破、シュートも角度なくワク外。マルキーニョスのヘッドを川口がファインセーブ、こぼれを大迫がシュートもまたしても川口など。岩政がGKとの1対1を決められなかったのもあった。
最大の場面はCKの流れから佐々木が押し込もうとしたボールが、ラインの後ろに守っていた選手に弾き出されてノーゴールのところ。ライン上を通過しているようにも見えるんだが・・。
磐田の選手が体を張っていたのもあるが、なんていうかわざわざ鹿島が真正面にシュートを打っていたみたいになっていた。決定力のなさが浮き彫りですね。まあ、ワク外に飛んでいくジウトンよりかは可能性はあるんだけども。
22本もシュートを打って1点しか取れず、結局試合は1-2のまま終了。ガンバにも抜かれて3位転落です。いよいよACL圏も危うくなってきましたよ。
(以下、個人的まとめ)
【2010リーグ第32節】(カシマスタジアム14:04KickOff鹿島/18,575人/曇り時々雨)
【スコア】鹿島 1-2 磐田 (前1-2 後0-0) (S 22-7)
【主審】松村和彦(主審)、二股敏明、聳城巧
【得点】
(磐)前04分 那須↑前田 15H
(磐)前13分 山本脩→ジウシーニョ 6左
(鹿)前44分 CK野沢↑岩政 3H
【警告】
(鹿)なし
(磐)那須2(前20分)
【出場】
GK 曽ヶ端
DF 新井場 岩政 伊野波 ジウトン
MF 中田 c小笠原 野沢→84佐々木 フェリペ・ガブリエル64→遠藤
FW マルキーニョス 興梠→73大迫
【サブ】杉山 大岩 青木 宮崎 遠藤 佐々木 大迫
【MyMVP】-