2010第34節山形戦(アウェー)その2

だいたいの感想を昨日書いてしまったので、その他の感想を追加で書いておきます。


鹿島は立ち上がりから積極的にプレスにいっていて、中盤でボールもよく奪えていたし、圧力はかけられていた。後半バッタリ止まるのが怖くて早いうちに点取って欲しいなあ、なんて思いながら観ていたら、CKからあっさり失点してしまって気分もどんより。


田代のことを意識し過ぎているのか、岩政も伊野波もガツガツ潰しにいっていて、まあ、絶対得点はさせないって気迫は感じましたが、あんなにファウル貰ってれば相手の思うツボだったり。


鹿島の攻撃でも「田代がカット」「田代がヘディング」「田代に当たって」って、クリアされるたびに田代の名前が聞こえてきて、こっちが意識しているせいもあるだろうけど、CBだったのか?!と勘違いするほど連呼されてました。さすがに鹿島でディフェンスを培っただけある(と思っておこう)。


増田の方は怪我で出られませんでした。そのせいか知らないけど、中盤での組み立てにはあまり脅威を感じなかったかな。パスミスも多くて助けられたシーンも多々あったし。


終盤、完全に鹿島目線で観ていたため、山形の選手がボールを持った時に、コーナーに持っていって時間稼ぎをしないことを疑問に思ってました。「なんてフェアプレー精神に溢れたチームなんだ」と感心しておりましたが、山形からすればわざわざ引き分けにする必要もなく、攻めてくるのは当たり前ですね。


左サイドバックはジウトンでなく宮崎。怪我かどうかわかりませんが、ベンチ入りもしていなかったので、もしかしたらこのままレンタル終了なのでしょうか。宮崎は無難ではあったものの、攻撃での評価ポイントが個人的に低く、もうちょっと何かやって欲しかったなと思う。


フェリペは確かに色んなところに顔を出すし、攻守のつなぎになってるんだけど、相手に直接渡してしまったりする凡ミスパスとかが時々見られて、「なんだよ、もう」って思うことが多いのが印象悪いんだろうか。あまり活躍しているようには見えません。なんでだろう。絶対、中盤の中では一番走っているのは間違いないんだけど。


野沢も今年はとうとうつぼみのまま終わってしまいましたね。天皇杯で炸裂してくれると助かりますが、それでもかなりの遅咲きです。


交代策も微妙だったかな。小笠原に代えて青木で中田を前に出すというのはアリにしても、前回山形から2点取っている遠藤でもよかった気もするんだが。興梠の交代も遅いし。大迫には期待してたんだけど、結局何も出来なかった。佐々木と揃って二人ともシュート打ったのかな。


セットプレーの策も少なかった。何だか全員が一緒に突っ込んで行って、クリアされたセカンドボールのところに誰もいないってシーンばっかりで、本山だったらああいうところに顔を出して、次の攻撃もしくは得点にまでつなげてくれるのになと思っておりましたが。



何にせよ、これで2010リーグも終了。4位という結果は変わりません。自力でACL権を得るためには天皇杯を優勝しなくてはなりません。前向きに考えれば、そのぶん必死になれるかもしれません。


「3位(もしくは2位)で終わってノンタイトル」、よりも「4位だったけど天皇杯優勝」の方が嬉しい。むしろこれでよかったのかもしれない、と後から思えるように天皇杯で結果を残すしかないですね。



しばらく鹿島の試合もなく、ネタも少ないと思いますが、まとめなど個人的な感想を引き続きアップしていけたらなあと思ってます。


「誰々が移籍」ってな記事ばっかりにならないように願いたいものです。

このブログの人気の投稿

2025第2節東京V(ホーム)戦

2025第4節FC東京(ホーム)戦

2025第1節湘南(アウェー)戦(開幕戦)