被害の全容つかめず
地震の発生から2日経ちましたが、被害は拡大するばかりで、最終的にどのくらいの規模の被害になるのか想像もつきません。
カシマスタジアムも無事では済まず、クラブハウス、練習場などにも損傷が出ています。復旧対策本部が設置され、オフィシャルで逐一、状況の確認が出来ます。
安全性を確保出来ないとのことで、16日(水)ACLシドニー戦と、20日(日)第3節新潟戦は開催不可能との判断がなされ、シドニー戦はアジアサッカー連盟より連絡があり正式に中止が決定。代替日は未定です。おそらく20日も無理でしょう。
16日に行われる予定だったもうひとつのACL名古屋のホーム戦も、スタジアムは無事だったもののサッカーをやっている状況じゃないということで、こちらも延期。同日に行われる予定のナビスコ杯も、同様の決定がなされるように思います。
カシマスタジアムの次のホーム戦となると、4月10日(日)第5節仙台戦となりますが、アップされているスタジアムの写真や、報道されている周辺地域の被害を考えると、開催は無理な感じがします。代替地でやるにしても、仙台や大宮の本拠地もダメージを受けているようなので、調整は難航しそうです。
いっそのことひと月くらい中止にするのが妥当な気がします。とてもサッカーを楽しめる状況ではないし、選手も集中出来ないでしょう。
野球だったら同チームと当たる回数が多くて、トータル試合数を減らすなどの調整はしやすいですが、サッカーだとホーム・アウェーなので試合数を減らすのは難しい。なので最終節を2週間ほどずらせて12月末までやるってのはどうなんでしょうかね。天皇杯でやっているチームもあるんだし。
とにかく試合のことは協会に任せるとして、まずは状況が落ち着くことが先決。出来ることをひとつひとつやっていきましょう。