2011ACL予選シドニー(アウェー)戦

【2011ACL予選⑥H組】(シドニーフットボールスタジアム19:00KickOffシドニー/人/晴時々雨)

【スコア】シドニー 0-3 鹿島 (前0-1 後0-2) (S 11-13)

【主審】アルバダヴィ(主審:UAE)、ソクハンダン(イラン)、アルマヤヒ(オマーン)

【得点】

(鹿)前41分 野沢 1右

(鹿)後06分 野沢↑フェリペ・ガブリエル 1H

(鹿)後45分+2 野沢→興梠 1右

【警告】

(鹿)本山1(後40分)

(シ)なし

【出場】

GK 曽ヶ端

DF 新井場 岩政 中田 アレックス→90+3田代

MF c小笠原 野沢 フェリペ・ガブリエル 青木

FW 興梠 カルロン→70本山

【サブ】杉山 昌子 増田 本山 遠藤 田代 大迫

【MyMVP】野沢


ナイスゲーム!


もうそのひとことだけでいいくらいの内容、結果。全員の気持ちがテレビ越しでも伝わってきて、運動量もあり、集中力もあり、連携もよく取れていて最高のデキだったんじゃないでしょうか。90分もつかも心配でしたが、最後まで走り負けることなく戦えていました。


スタメンには初めてカルロンを起用。高さ対策ということでしたが、まさかここで使ってくるとは思ってませんでした。


そのカルロンは慣れてないどころか、全然フツーによかったです。ボールの受け方もよかったし、玉離れもいいのでリズムもいい。守備でも地味に効いていて、そんなに走り回っている感じではないのに効果的でした。


一方、アウェーとホームの入れ替えを快く受け入れて下さったシドニー。こちらのデキもよく見えたが、主力が何人か抜けているとのことで、そのあたりがギリギリのところで出たのかもしれない。


前半、スコアレスながら鹿島が押している流れのなか、野沢からの縦パスを興梠が受け、反転すると見せかけてもう一歩切り込み、ライン際からマイナスにグラウンダーのクロス。これをフェリペが左足で合わすがいつものことながらGK正面。(悲しい)。しかし、弾いたボールを野沢がダイレクトで叩き込んで待望の先制点です。


さすがにあそこまで攻め込めば得点につながります。野沢もいつもの3倍は走ったんじゃないだろうかというくらい、ゴール前に顔を出す回数が多かったです。


後半に入っても鹿島のペース。相手のパスミスを高い位置で興梠が奪ってカウンター。右の野沢に展開し、中に興梠、カルロンと待つところを、ファーに逃げていたフェリペにクロス。ヘディングで決めて追加点です。フェリペはやっぱり足よりも頭の方が得点率が高い?


2-0になり余裕を持ちながら試合を進める鹿島と、攻撃を厚くするシドニー。高さで分が悪く、何度かヘディングで危ない場面を作られつつも集中力が欠けることはなく、運動量も落ちずにしっかり守り抜きました。特に小笠原の運動量は尋常じゃなく、相手には分身の術でも使っているように思えたんじゃないでしょうか。


このまま試合終了かと思いきや、一瞬のスキを突いた野沢のスルーパスに反応した興梠が、ようやく・・ようやく決めてくれました。途中、「またダメかな・・」と思ってましたが、最後まで諦めずに走った結果が出ました。先制点にも絡んだし、今日は文句なしです。


勝ち点1でも上出来というゲームを最高の形で締めてくれました。予選突破の道筋も見えてきました。最高のゲーム。鹿島の皆さん、ありがとう!

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