震災の影響は外国人選手にも
幸いにも鹿島の外国籍選手は監督・スタッフを含めて退団者はいないが、他クラブでは震災による不安を理由にクラブを去る選手が現れている。
最初は新潟のMFジョン・パウロ(24)。続いて仙台のマルキーニョス(35)。(ブラジル1部のアトレチコ・ミネイロに2年契約で入団とのこと)。
マルキーニョスは元鹿島なので楽しみにしていたのだが、残念な結果となってしまった。もし鹿島が契約を1年延長していたとしても、同じ結論を出していたのだろうか・・。
今も続く地震と原発問題は、特に東北地方のクラブだと確かに不安かもしれない。日本人でさえそうなのに、異国の地でそんな状況になったらやむをえない気もする。
精神的に不安定なままプレーは出来ないだろうし、無理ならちゃんと話し合って、お金の面とかも納得し合って円満に解決するしかない。一番ダメなのは連絡も取らずに一方的に帰ったままとか(プロ野球では一部そういう選手がいて揉めている)は、プロとして問題だし、震災とかはまた別の話になってしまう。
辞めるならスッキリ辞める。これからも退団選手は出てくるかもしれないが、これはもう仕方ないとして、残った選手で頑張るしかない。
そんななか新潟に入団する選手もいる。外国人ではないが、外国、パラグアイから元鹿島のGK小澤が戻って来た。37歳という年齢的にもトップで出場する機会はないかもしれないが、まだ頑張ってるんだなあというのを見ると、こちらも少し元気が出てくるものですね。