2011第4節名古屋戦(アウェー)その2

久々のスタメンだった小笠原は、ここ最近ではよかった。ちゃんと動けていたし、パスも正確に散らせていた。守備もしつこくいってボールも奪えていたし、野沢を含めた前線の選手がもうちょっと頑張ってくれていたら、「今日の小笠原はよかったね」なんて言えるくらいのデキはあったと思う。


悪かったのは昨日も書いた興梠と大迫の両FW。二人ともトラップ下手だし、キープも出来ないから後ろが押し上げられない。かといって自力で突破なんて無理だから、結局、ボール持っても何にも出来ない。なのに試合後のコメント「sGOALより」に危機感がなく、このままレギュラー保証していたら誰のためにもならない。


もっとも交代で出て来たカルロンは論外だったし、田代も何もさせて貰えなかったのだが。


結局アイデアがあったのは小笠原、本山のベテランと、フェリペくらい(フェリペの場合は周りとの呼吸が合ってないが)なので、野沢、増田が調子を落としているので攻撃が単調になっている。


新井場は勝ってる時はホントに前に出ない。簡単にボールを後ろに下げないところは好きだけど、もっと攻めて欲しい。西もクロスのタイミングとか質とか色々不満な部分もあり、守備も弱いのかこちらサイドを崩される場面も目立って来た。今まではアレックスの酷さに隠れていただけだったのかもしれない。


岩政はケネディに完敗。高さでも足元でも負けていて、これでは失点するのも当たり前。中田もうまくラインは作っていたと思うけど、詰めが甘いというか、やられてはいけないところをやられることが多くなってきた。


セットプレーも得点の気配がなかった。最初の右CK(だったと思う)で、野沢が後ろにグラウンダーで蹴り、走って来た小笠原がシュートするトリックプレーがあった。名古屋はゾーンで守っているし、高さもあるのであれは有効に思えたが、その後は普通にクロスを上げるだけでいとも簡単に弾き返されてました。


体力的にも相手に負けているし、いっそのこと日程が詰まる時はGK以外全員交代で(メンバー規定まだあったっけか)走り回ったらいいんじゃなかろうか。今はスタメン組もサブ組もそんなに差があるとも思えん。


それか最初から本山やフェリペや小笠原でガンガン攻めて、1点取ったら野沢とか下げて青木とか守備的な選手を入れてひたすら守り抜くとか。その逆に後半30分まで守って守って体力温存し、残り15分に勝負を賭けるとか。なりふり構ってられない段階だと思う。


「形は出来ている」


この言葉は聞き飽きた。勝てない形なら作っても意味ない。求めているのは泥臭くてもいいから得点であり、勝ち点。何か策を望む。


ちなみにカルロンは髪型を変えたのか雰囲気も違って、もしかしたら何かやってくれるんじゃないかという期待を抱かせてくれましたが、中身は一緒でした。移籍の噂が浮上してきましたが、正直、少しでも移籍金(違約金)が入るなら、買い叩かれてもいいからそれもアリかと。



アフターゲームショーを観ていたら、得点シーンだからってのもあるけど、どこのチームのシュートがうまい。ミドルも強烈だし、空気を一変させるだけの威力を持ってる。羨ましいとか言ってる場合じゃないんだろうが、やっぱりあのくらいのやつを打ってくれないと盛り上がらない。


甲府がカタールから逆輸入でダビィを獲得するとか。そして、ガンバは草津のエース、ラフィーニャを獲得。毎度のことですが、なんちゅーか危機管理が徹底しているというか、節操ないというか・・。カタール行きの手配は済んでいるのでしょうか。

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