女子W杯ドイツ2011決勝

皆さんご存知、日本女子サッカーが快挙を達成しました。W杯決勝でアメリカをPK戦で下し、初の金メダル獲得。今まで3分21敗と一度も勝ったことのない相手に、ここ一番で勝ったのが素晴らしく、痛快です。やったね、なでしこジャパン。


先制されるのは想定のうちで、粘り強く戦って同点。延長戦に突入するとアメリカにも焦りや疲労の色が出始め、勝てるかも、と思った矢先に失点。さすがにこれで終わったかと思いました。


しかし、澤が執念を見せます。左CKのボールをニアに飛び込んでボレーシュート。角度よくゴールに突き刺さって再び同点としてPK戦に入ります。


ここまでアメリカのシュートは枠外だったり、バー・ポストに直撃が多かったので、もしかしたらと思ってました。一人目さえ外してくれれば何とかなるのではと。


アメリカの一人目を海堀がセーブし、俄然、日本ペース。更に2人目が枠の上、3人目を再び海堀が止めてリーチ。4人目こそ決められますが、最後は熊谷が豪快に決めて日本の優勝です。


体格差が大きく違う相手に臆することなく挑んでいき、精神的にも切れることなく、勝利を信じて最後まで戦った結果だと思います。アメリカも今まで負けたことのない油断があったんでしょうか。ツメのところで雑な部分が見受けられました。もっとも、それだけ日本が集中して守っていたということでもあります。


ジャイアントキリングって言ったら失礼になるんですかね。やれば出来る、ということを見せてくれた試合でした。これで女子サッカーも活性化すればいいのですが。


MVPは勿論、澤。ようやく悲願を達成しました。おめでとう。単独大会得点王であり、チームの中心。苦しい時にチームを引っ張り、得点まで決めてくれる頼もしい存在です。もう1回、次のW杯もいけるんじゃないの?


明るいニュースを届けてくれた、なでしこたちに感謝です。

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