2011第6節柏戦(アウェー)
予想通りの結末にガッカリもなく、やっぱりそうだよね、って感じです。北嶋、ドミンゲスと決めるべき人に決められ、セットプレーでしか得点出来ず、シュートは枠にいかない。何も変わっとらんじゃないか。
それでも少なくとも立ち上がりは、やる気だけは見せてくれた。前から押し込み、早い時間帯で勝負をつけようという意思は伝わって来た。しかし、シュートはやっぱり枠にいかず、むしろ数こそ少ない柏の方が際どい。頼みの綱だったフェリペのヘディングも枠を外れた。
30分くらい攻め込んでも決定機は作れず、逆に柏は右サイドからドミンゲスが何気なく上げたように思えたクロスを、あっさりと北嶋が岩政を引き剥がしてシュート、ゴール。いやあ、なんともエコロジー。
解説はクロスの質を褒めてましたが、岩政が軽率過ぎただけでしょ。そんなに速いクロスでもなかったし、ちゃんと落下点を見極められていたら何でもないボールだった。(後半開始早々にも2本ほど危ない場面を作られた)。
完全に柏ペースの後半、頭から興梠に代えて大迫投入。ついに動いた・・と思っていたら怪我だったようです。(詳細不明)。
田代の突破がパクドンヒョクに倒されFK獲得。野沢が蹴り、田代が競り勝って押し込んだところを岩政が横取りヘディングでゴール・・と思いきや記録は田代になってます。岩政だったらオフサイドが微妙なところだったので、ドキドキしました。ゴールが岩政オフサイドで取消しだったら、攻守において決定的にマイナスでしたよ。
続いて田代の落としを大迫がダイビングヘッドするが、GKにセーブされ得点ならず。大迫はテンション下がったのか、その後は存在感のないぐだぐだなプレーに終始。せっかくレギュラー奪えるチャンスだったのに。
鹿島は運動量が落ち、攻め手がなくなり田代一辺倒に。中盤にもスペースが生まれ始める。ドミンゲスに自由に仕事をされていて嫌な感じはずっとしてましたが、案の定、PAの外で受けたドミンゲスが見事なトラップから強烈なミドルシュート。ズバリと決まって勝負アリ。
結果論だけど、早いうちに青木を投入してあそこを潰すとかあったと思うんだけど。やられると思ってました。ドミンゲスは来年はまたガンバ行きですかね。活躍はほどほどにしといた方がいいですよ。
ちなみにレフリーの村上氏は、勝敗に関わったとかどうかとかではなく、どうも合わない。
流し気味に進めるのはいいにしても、明らかなアフターや危険なプレーには後からでもカードを出せるし、そうしないと怪我人が出ることになる。フェリペや野沢に入ったスパイクとかはイエローでもおかしくないのに、ファウルすらなしってのはね。
珍しくオリヴェイラ監督の審判批判は出ませんでしたが、諦めたくなるくらい、内容もよくなかったんでしょうか。柏はさすがに集中力も高く、ドミンゲス、北嶋がいい仕事をしていました。あのくらいやってくれるキーマンが出て来ない限り、鹿島も浮上出来ませんね。
(以下、個人的まとめ)
【2011第6節7/23(土)】(国立競技場19:05KickOff鹿島/30,807人/曇り)
【スコア】柏 2-1 鹿島 (前1-0 後1-1) (S 7-12)
【主審】村上伸次(主審)、手塚洋、竹田明弘
【得点】
(柏)前33分 レアンドロ・ドミンゲス↑北嶋 7右
(鹿)後12分 FK野沢↑田代 5H
(柏)後35分 中島→レアンドロ・ドミンゲス 7右
【警告】
(鹿)なし
(柏)栗澤2(前30分)、パクドンヒョク1(後11分)、林1(後45+3分)
【出場】
GK 曽ヶ端
DF 新井場→77西 岩政 中田 アレックス
MF 増田 c小笠原 野沢→88遠藤 フェリペ・ガブリエル
FW 興梠→46大迫 田代
【サブ】杉山 西 昌子 本山 青木 遠藤 大迫
【MyMVP】-