U17W杯日本代表対ブラジル代表(準々決勝)
地元メキシコのサッカーファンから、バルセロナのようだと評されていたU17日本代表が、優勝候補のブラジルと準々決勝で対戦しました。
U17の試合は今まで観てなかったのですが、その謳い文句と、18年ぶりの快進撃もあって興味を持ってテレビ観戦。
しかし、立ち上がりから日本は悪かった。疲労なのかピッチなのか、それともブラジル相手ということで緊張していたのか。中盤から後ろの選手の、前線へのパスが精度を欠いた。相手の身体能力もあったし、読まれていたんだろうが、ことごとくパスカットされてシュートを打てないままペースを相手に握られた。
CKから1点取られて気落ちしたのか、点差以上に壁を感じる空気になり前半終了。後半すぐに追加点を奪われると、更にエースのアドリアンに豪快なシュートを決められて絶望的な3点差。
正直、もう観るのやめようかと思ったほどだったが、せめて意地を見たいと思って観戦継続。代表メンバーも3点差で逆に吹っ切れたのか、躊躇なく攻め込むようになった。
そのうえブラジルのスタミナが切れた。途中出場の中島が中盤で抜群の働きをし、高木からのマイナスのグラウンダークロスを冷静に決めて1点を返す。そこから猛反撃を開始し、CKの流れから早川が得点。
2-3となり今までの空気が一転。支配率も最終的に51パーセントと上回るほど攻め立て、あわや同点になるかと思ったほどで、結果的にそのまま試合終了とはなったものの、敵将を唸らせることは出来た。
惜しむらくは最初からその思い切りがあれば・・と思わなくもないが、この追い上げは彼らにとって大きな経験となるだろう。いやいや、楽しませて頂きました。
にしてもみんなシュートうまいね。ブラジル代表はもとより、日本代表も。こうろ・・むにゃむにゃ。
まあね、最低限、枠には飛ばさないとオウンゴールとかDFに当たるとか以外ノーチャンスだから。アフターゲームショーのゲスト(ダジャレ好き)が、「相手のプレッシャーでタイミングが早くなってるから外す。寄せられようが、まず自分のタイミングで打つこと」って言ってました。是非、教えてあげて下さい。ほぼフル出場していて3得点はちょっとね。
そういや関係は薄いですが(Uつながりで)五輪代表のオーバーエージに、闘莉王が出たいと言っているとか。確かに闘魂を注入するにはいい案かもしれません。逆に若い選手が萎縮しなければですけどね。
U世代の代表もなかなか面白いものです。