2011第3節新潟戦(ホーム)

疲れたね・・。


シュートを打てないFW陣、中盤はパス回すだけ。唯一の頼みのセットプレーも機能せず、守備は安定しない。ホームで得点はPKの1点、しかも逆転負け。対戦相手が違うだけで内容はほとんど変わらず、目新しいこともありません。


新潟はラインを高く保ち、前線の3人がプレスをかけてコンパクトなサッカーを徹底。鹿島はボールを持っていても余裕がない感じでした。裏を狙ってもオフサイドを取られ、前線の動きがないから有効なボールも出せず、チャンスすら作れない。


今の鹿島の調子からこうなることは予想済みだったとはいえ、観ていて辛い試合でした。主審が時々、笛を吹いてくれるおかげでセットプレーは取れましたが、ガッチリ守られてドキドキどころかドキッとも出来ず。


後半になってようやく遠藤が仕掛け、ギリPA内でファウルを貰ってPK獲得。鹿島がPKを貰ったのは久々な気がします。


PKは野沢VS元鹿島の小澤。小澤はPKに強いイメージがあったので、嫌な気はしましたが、読まれていたものの何とか左に決めて先制。


これで落ち着くかと思いきや、何でもない後方からのロングボールに中田が食いつき、クリア出来ずに前線に放り込まれ、ルーズな対応から西が田中(亜)を倒してPK献上。ブルーノにあっさり決められて同点。一気にテンションダウンです。選手からも(もともと少ない)オーラというか闘気が消えましたね。


ここから先は新潟ペースで、失点するのは時間の問題というなか、曽ヶ端の頑張りで何とか同点のまま推移。鹿島はフェリペ、大迫と投入して少しずつペースを戻しますが、最後のカードは小笠原。・・小笠原?


いったい何が出来るんだろうと思っていたが、やっぱり何も出来なかった。新潟CKのボールを中途半端なヘディングのクリアで相手に拾われ、更にアレックスのヌルいディフェンスのおかげでミシェウにセンタリングを上げられ、チョ・ヨンチョルにヘディングを叩き込まれてジエンド。


全盛期の小笠原ならあの時間帯からでも何とかなったかもしれないけど、今は無理。辛らつな言い方をすれば、ファンサービスのための顔見せかと思ったくらい。(今はむしろサービスになってないが)。


田代、増田もパフォーマンスが落ちました。田代はファウルを貰おうという意図がミエミエで、もっと戦う気持ちを見せないとダメだ。それこそ田代の真髄なんだし。増田も運動量も落ちて、攻守に精彩を欠いている。


興梠は使う方に問題あると思うが、代わって出て来た大迫も似たようなもんだったし、どっちが出ても同じ結果になるのかもしれない。残念ながら鹿島の選手でよかったと思える選手はいなかった。新潟も同じような感じだったとはいえ、最後は集中力の差だったかな。


7月反攻どころか順位も下がって、下に呑み込まれそうな勢いです。


(以下、個人的まとめ)

【2011第3節7/10(日)】(カシマスタジアム18:35KickOff鹿島/10,602人/晴)

【スコア】鹿島 1-2 新潟 (前0-0 後1-2) (S 10-8)

【主審】家本政明(主審)、名木利幸、五十嵐泰之

【得点】

(鹿)後11分 PK野沢 1右

(新)後14分 PKブルーノ・ロペス 6右

(新)後43分 ミシェウ↑チョ・ヨンチョル 2H

【警告】

(鹿)西2(後13分)

(新)鈴木1(後27分)、ブルーノ・ロペス2(後45+4分)

【出場】

GK c曽ヶ端

DF 西→79小笠原 岩政 中田 アレックス

MF 増田 青木 野沢 遠藤→65フェリペ・ガブリエル

FW 興梠 田代→68大迫

【サブ】杉山 昌子 當間 本山 小笠原 フェリペ・ガブリエル 大迫

【MyMVP】-

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