上位陣の核

現在、鹿島より上位にいるのはガンバ、横浜M、柏、名古屋。どのチームにも核となる大黒柱がいる。



ガンバは遠藤で間違いないのだが、鹿島が乗せてしまったラフィーニャが絶好調。早くも得点ランキング上位に顔を出す活躍を見せ、得点だけでなくポストプレーもソツなくこなし、意外にこっちの能力の方が厄介。ガンバのサッカーにぴったりフィットしていて、むしろアドリアーノがいたままよりもよかったかもしれないと思うほど。


更にはイグノもいて、ポテンシャルの高い平井もいる。不安だった守備も安定してきて、二川もフル出場していないのにこの成績。全てが噛み合って来た感じがあり、追いかける立場としてはかなり嫌な感じです。


昔は遠藤が抜けたら何とかなるって思ってましたが、今のガンバだとそれも関係なさそうです。どっちかと言うとラフィーニャが抜けた方が戦力ダウンしそうな気がします。



横浜Mは中村俊が中心になるのだろうが、現在怪我のために離脱中。そろそろ合流して来るだろうが、いないとなるとやっぱり得点力は落ちるようです。守備が堅いのでなかなか負けませんが、引き分けで勝ち点を取りこぼしていってくれないかなと期待している。



柏は全員サッカーなんですが、核は北嶋とレアンドロ・ドミンゲスだと思っていた。まず北嶋が抜けた時点で失速するかと思ったのだが、離脱以降もガンバに負けただけで3勝1敗。全部ホームだったので多少の割引が必要かもしれないが、それでも勝っているのは凄い。


しかし、前節レアンドロ・ドミンゲスまで左太もも肉離れで離脱。全治まで3週間ほどらしいが、これはちょっと苦しいのではないだろうか。抜ける間も上位に踏ん張れるようなら、かなり手強い。


ちなみに北嶋は、10月2日の鹿島戦での復帰を目指しているとか。もうちょっと後でもいいんだけどな。



名古屋はケネディ、闘莉王になりますが、他にも玉田、ダニルソン、ブルザノビッチ、金崎、楢崎など、圧倒的な選手層で、ここだけは誰が核と言い切れない。柏の「全員サッカー」とはまた別の意味で、全員が主役。


負けている試合の終盤になると、前線にケネディ、闘莉王を並べて、後ろに玉田、ブルザノビッチ、永井。嫌になるくらいのパワープレーで、別のスポーツを観ている気分(アメフト?)になる。「クロスを上げて高さで勝負」というフツーのサッカーではないモノを感じてしまうんだね。あまりにも強力過ぎるからかもしれないけど。


ここも闘莉王がいる限り、闘争心は失わないだろうし、なかなか勝ち点は落とさないだろう。



というわけで上位4つの壁はかなり高そうですが、4チームとの対戦を残しているので、勝てば少しは可能性も出る。まずは核となる選手を乗せないことが大事ですね。

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