ブラジルW杯アジア3次予選・タジキスタン(ホーム)戦
スタメンにハーフナーを入れて高さを全面に押し出し、ガンガン攻め込む日本。ベタ引きのタジキスタンに対してフィールドプレーヤー10人で攻めるというくらいの勢いでした。
ハーフナーの高さは頭ふたつくらい抜けており、パワープレーだけでも得点出来るんじゃ、と思っていたら駒野のクロスを、打点の高いヘディングでハーフナーが決めて先制。これでラクになりました。後は攻めるだけ。
中村憲のスルーパスを岡崎が決めて2点目。中村憲のシュートのこぼれ球を、駒野が蹴り込んで3点目。左サイドに流れた中村憲の速いパスに、走り込んだ香川がうまく右足で合わせて4点目。
前半だけで4得点。中村憲がいいアクセントになってました。MVPです。
余裕を持ったことで後半から3-4-3を試すかと思いましたが、さすがにそれはなかったです。
後半開始すぐ、駒野のクロスに再びハーフナーがヘディングで5点目を決めて、李と交代。続いて長友のパスを中村憲が決めて6点目。クロスを上げたように見えた香川のボールがそのまま入って7点目。
これについては試合後のインタビューで、聞かれると思っていたのか、香川はすかさず「狙ってました」とウケ狙い。目が笑ってました。
締めは岡崎。中村憲のクロスをヘディングで決めて8点目。その他、チャンスは多数あり、もう5~7点くらい取っていてもおかしくなかったですが、8-0と充分に大勝。ベトナム戦とは真逆の形で緊張感のなくなる試合でした。
勿論、得点シーンは一杯観たいので、個人的は楽しめましたが。力の差を示せたことも大きいです。天皇杯でも鹿島はこのくらい相手を圧倒して、「もうやりたくない」と思わせるくらい得点して欲しいものですけども。
にしてもタジキスタンも8点取られていてFWに代えてDF投入って・・。せっかく予選に出れたのにねえ。日本側では今野のイエローだけは余計でした。
それと解説のセルジオ氏は、交代枠2つ使っているのに「あと2人」とずっと言っていました。訂正されているのに無視していたことから、多分、セルジオ氏の方が「オマエこそ、何、言ってんだ」って思ってたんでしょうかね。
鹿島から召集されていた増田の出番はありませんでした。まあ、やむなし。チームに戻って頑張って貰いましょう。柴崎も力を見せているので、うかうかしているとポジションもなくなります。
以前、代表から帰ってから見違えるようにプレーがよくなったので、今回もそうなっていることを期待しましょう。
(以下、個人的まとめ)
【2014ブラジルW杯アジア3次予選③10/11(火)長居スタジアム19:45KickOffタジキスタン/44,688人/晴)
【スコア】日本 8-0 タジキスタン (前4-0 後4-0) (S 39-1)
【主審】ウィリアムズ(主審:オーストラリア)、クリーム、マット・ダウド(マレーシア)
【得点】
(日)前11分 駒野↑ハーフナー・マイク H
(日)前19分 中村憲→岡崎 右
(日)前35分 駒野 右
(日)前41分 中村憲→香川 右
(日)後02分 駒野↑ハーフナー・マイク H
(日)後11分 長友→中村憲 左
(日)後23分 香川 右
(日)後29分 中村憲↑岡崎 H
【警告】
(日)今野1(後27分)
(タ)なし
【メンバー】(ザッケローニ監督)
(スタメン)川島、駒野、今野、吉田、長友、遠藤、長谷部→62細貝、中村憲、香川、岡崎→77藤本、ハーフナー・マイク→49李
(サブ)西川、権田、栗原、伊野波、槙野、酒井宏、阿部、増田、細貝、藤本、李、原口
【MyMVP】中村憲