ブラジルW杯アジア3次予選・北朝鮮(アウェー)戦
入国から大変だった北朝鮮戦、日本の観戦も制限されていたので完全アウェー。慣れない人工芝と、ホームの大歓声の勢いに乗って押してくる北朝鮮の攻勢で、出だしから落ち着かない時間が続きました。前半は北朝鮮ペースで終了。
後半になっても北朝鮮の勢いは衰えず、押し込まれるなかFKのボールを前線でパク・クァンリョンに頭でつながれ、最後はパク・ナムチョルにヘディングを決められて先制を許す。西川の対応も甘かった気もする。
日本の反撃チャンスはあまりなく、点を取りに行くために中村憲を下げて内田投入。3-4-3システムに変更したものの、やはりこのシステムは機能せず形も作れない。
北朝鮮側はチョン・イルグァンが異議を唱え、2枚目のカードを出されて退場となり、日本の数的有利になるが、その後の得点機会は内田のミドルがGKにセーブされたのくらい。ハーフナーのパワープレーも起点になれず、とても同点に追いつけそうにはありませんでした。
その後、北朝鮮はGKや接触した選手がうまく痛んで時間を使い、試合は0-1のまま終了。ザッケローニジャパンは初黒星です。予選通過を決めていたことや、入国から色々とあったアウェー戦で、メンタル面で相手とは大きな差がありました。遠藤ら主力も温存していたので、やむなしの結果ですかね。
あの空気のなか、主審は冷静に裁いてました。北朝鮮側にたくさんイエローが出ましたが、かなりガツガツ来ていたので仕方ないでしょう。
出来れば引き分けで終わりたいと思っていたけど、負けてしまったのは残念。何かしら得るものもなかったようなので、そっちの意味でも残念でした。過酷な状況を体験出来たことだけが経験かな。
清武はサブで出て来た時と違って、あまり活躍出来ませんでした。前田もやっぱり代表では躍動感が見られません。ハーフナーも一時の勢いが消えてしまいましたね。
ウズベキスタンが勝ったため2位に転落し、1位通過するには直接対決で勝つしかない。次はホームだし、ザッケローニも本気で勝つに行くと思います。
今日は天皇杯3回戦です。こっちはしっかり勝ちましょう。
(以下、個人的まとめ)
【2014ブラジルW杯アジア3次予選⑤11/15(火)金日成スタジアム16:00(日本時間)KickOff北朝鮮/晴】
【スコア】北朝鮮 1-0 日本 (前0-0 後1-0) (S 11-8)
【主審】シュララ(主審:バーレーン)
【得点】
(北)後05分 パク・クァンリョン↑パク・ナムチョル H
【警告】
(日)前田(後14分)
(北)チョン・イルグァン(前14分、後32分)、チャン・ソンヒョク(後8分)、パク・ナムチョル(後14分)、パク・ソンチョル(後23分)、リ・グァンチョン(後45分)
【退場】
(北)チョン・イルグァン(後32分)
【メンバー】(ザッケローニ監督)
(スタメン)西川、駒野、今野、栗原、伊野波、細貝、c長谷部、中村憲→62内田、清武→85李、岡崎、前田→76ハーフナー・マイク
(サブ)川島、山本、吉田、槙野、内田、安田、阿部、遠藤、香川、李、原口、ハーフナー・マイク
【MyMVP】-