賞金を賭けて清水と直接対決
タイトルだけ見ればなんかの大会の決勝戦かとも思うが、そうではなく、6位2000万、7位1000万を賭けた戦いです。ここで負けると賞金圏外に飛ばされてしまう可能性あり。というかもはや今は、これくらいしか気持ちの持ちようがない。
ホーム最終戦、勝って終わりたい(いつでも勝ちたいが)一戦は新井場と柴崎が出場停止。特にCBを埋めてきた新井場は痛い。怪我人の情報はいつもながらありませんが、中田は随分先なので諦める。田代も多分ダメ。岩政はそろそろ合流してもいいが、天皇杯を考えると無理させないだろう。
となるとCBは青木、昌子ですね。相当不安・・。サイドバックが西とアレックス。ボランチは小笠原、増田となり、2列目にフェリペ、野沢、遠藤、FW興梠のワントップ。いつの間にかメンバーギリギリになってます。小笠原も本調子でないので、これで90分戦えるのだろうか。
本山の早め投入があるとして、残りの交代はタルタ、小谷野になるのかな。守備的なメンツでは當間になるんだろうが、もうポジションとか関係なく一人一人が流動的にやっていくしかないですね。
清水はヨンアピンが出場停止、小野が怪我。この前の試合は柏とやっていたので観ていましたが、全員調子はよさそうでした。柏が逆転勝ちしたのはそれだけ強かったということです。
特にユングベリがよさそうに見えた。今季、途中加入だが連携も合ってきた模様で、キレも出て来た感じ。高原も相変わらずグイグイ来るので、経験の少ないCB二人では無失点では済まないかもしれない。
守備でもボスナーが効いていて、ここを興梠が破るのは至難のワザかと。セットプレーでの強烈なキックも健在で、壁だけはしっかり作りましょう。
とまあ、マイナス要素ばかりに見えてしまうが、後半、柏の勢いに呑まれて逆転を許したように、付け入るスキはありそう。今の鹿島にそこまでの集中力があるかは少し不安だが、ユングベリを増田が抑え、高原を青木が抑え、ボスナーは興梠が引っ張って、空いたスペースに野沢、フェリペが突っ込んで何とかするしかなかろう。
負けや引き分けばかりだと雰囲気も悪くなるので、悪い流れを止め、勝利を手元に収めましょう。