2011第33節清水戦(ホーム)その2

【2011第33節清水(H)戦・選手評】


曽ヶ端:活躍の機会は少なかったが、ワクに飛んで来たシュートをしっかりセーブ。


西:サイドから効果的な仕掛け。不慣れな相手の左サイドを押し込んでいた。


當間:CBでスタメン出場。ボールを持っているところを狙われて取られるなど、最終ラインとしてはかなり怖い。決して安定していたとは言えず、無失点は展開のおかげ。


青木:無駄なファウルや、危ない場面もいくつかあり、相方が本職ではないといえ、不安定。フィードはいいものがあった。


アレックス:積極的な攻撃参加でゴール前まで進入。初ゴールを上げるなど合格点。


小笠原:落ち着いてゲームをコントロール。野沢、本山との息が合っていて、3人での組み立てにはスキがない。体力があればゴール前にも顔を出せたろうが、得点差もあってかそこまで無理はせず。


増田:小笠原が後ろに控えるようになって、ゴール前でのプレーが増える。いいシュートも打っていた。やはり増田には、ボランチは攻撃に絡む位置まで上がって来てのプレーを望む。


野沢:楽しくやれているように見えた。本山の出場により負担が減ったのか、動きもよかった。ゴールはようやく、という感じだが、見事なシュートだった。


フェリペ・ガブリエル:連携もよく、うまく噛み合っていた。しかし、フィジカルが弱く、すぐに倒されて痛む。そのたびにゲームが中断するのは味方ながら、もどかしい。


興梠:ワントップでボールを引き出したり、ポストをこなしたりと精力的に動く。アシストも決めた。ただ、決定力は皆無。普通に2~3点は取れていてもおかしくない。


遠藤:何も出来ず。試合展開を考えると、もっと自分らしさのアピールが欲しい。


イゴール:何とかしようという意欲は見えたが、時間が短く。


土居:初めて見たが、センスを感じた。もっと長い時間見てみたい。


オリヴェイラ:怪我人も多く、ギリギリの采配。交代の3人は、もう少し早めに使ってテストしてもよかったか。



個人的にもファンである本山の久々のスタメン出場とあっては、消化試合の風合いも薄れるというもの。期待は裏切られず、楽しい思いをさせて貰った。そんなわけなので、本山に対する評価は3割増しと受け取って頂いて構いません。


昨日も書きましたが野沢、小笠原の3人は息ぴったり。フェリペも倒されることを除けば、うまく絡んでいて、観ていてもストレスなくパスもつながってました。対して、交代で入って来た遠藤はやっぱりここで止まってしまう。


初めて観た土居は、ポスト野沢と言われるだけあって、センスのよさを感じた。これは先が楽しみ。現状、伸び悩みを感じさせる遠藤を使うよりは、土居の方がフィットしそうに思うのだが、90分通してやるとなると違ってくるのだろうか。


田代は怪我も完治していないのか、無理して使うこともなかったし、温存でいいでしょう。イゴールが一生懸命やってたのに好感を持ったが、体がごつっと見えたのは鍛えているのか、単に太ったのか。タルタも怪我でベンチ外だったし(次は出れるとか)、これからもチャンスはあるかもしれない。


CBはリーグ戦はいいとして、天皇杯で勝っていくには岩政の復帰が必須。その場合、相方を青木にするか新井場にするかは悩む。青木も何とかやれるようになっているとはいえ、ちょっと怖い場面もあるから。當間のセンはない。


増田は前に行く方が持ち味も出るし、ミドルもワクに飛ばせるから楽しみがある。先々は柴崎とコンビを組むことが増えるだろうし、このへんは練習で連携を深めて欲しい。


リーグ戦は残りひとつ。照準を合わせている天皇杯に向けて、いい戦いをしたいものです。

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