91回天皇杯4回戦、京都戦

終わった。ツイッターだったら、これだけで伝わる試合内容でした。


NHKの解説は「鹿島ペース」って言ってましたが、自分にはずっと京都ペースにしか見えませんでした。一度も鹿島の時間帯にならないまま終了したという感じです。


決定機を決められるかどうか、ってのはもう散々言われてきたことだが、まず枠にさえ飛ばない鹿島と常にゴールを脅かしてくる京都のシュート。曽ヶ端は何本防いだか。1点決められたものの、あれはもう仕方ない。その前のスルーパスで勝負アリだった。


誰がよくないって、曽ヶ端以外の全員が悪かった。中盤での京都の速いプレスに対応出来ず、余裕のないパス回しに終始して、前線へ長いボール。高さが足りずに跳ね返すされて相手ボールというパターン。


柴崎、増田のボランチはまだまだ試合になるレベルではなかった。大事な試合なのでまず小笠原で流れをつかんでから、と思いましたが、若い二人がスタメン。自分としても柴崎には期待していましたが、さっぱり。興梠との呼吸も合っていなかったし、決定機を外したシュートやパスも冴えなかった。


そして、野沢。まったくダメでした。特にセットプレーのキックに精度がまったくなくて、ひとつも(多分)味方に合わない。せっかく岩政が復帰しても迫力はなく、得点の気配もなかったです。


京都は序盤から後のことを考えずにボールを一心に追いかけ、ひたむきに、目一杯やってました。勝利に値する内容だったと思います。


対する鹿島はボールへの執着心というか、勝利へのこだわりが薄かった。このメンバーで優勝して、オリヴェイラ監督の最後に花を添えようという気持ちは最後まで見えないままでした。負けたこと以上にそれが残念。


西京極ではなかったのに、またも苦手の京都に敗れて天皇杯から降りることに。勿論、天皇杯への興味も一気に消失。当分、鹿島の試合もなく、来季のACL挑戦もなくなりました。本当にゼロからのやり直しです。


自分としては興梠を軸としたやり方ではない(FWのレギュラー固定ではない)、新しいチームを作り直して欲しいと望みます。


(以下、個人的まとめ)

【91回天皇杯4回戦12/17(土)】(丸亀競技場13:00KickOff鹿島/5,671人/晴)

【スコア】鹿島 0-1 京都 (前0-0 後0-1) (S 9-16)

【主審】廣瀬格(主審)、高橋住久、渡部智哉

【得点】

(京)後14分 チョン・ヨンチョル→宮吉 右

【警告】

(鹿)曽ヶ端1(後35分)

(京)宮吉(前13分)、チョン・ヨンチョル(前43分)

【出場】

GK c曽ヶ端

DF 新井場 青木 岩政 アレックス

MF 柴崎→71タルタ 増田 野沢 本山→63小笠原 大迫

FW 興梠

【サブ】杉山 西 當間 遠藤 小笠原 タルタ イゴール 

【MyMVP】-

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