91回天皇杯4回戦、京都戦その2

【91回天皇杯4回戦・京都戦・選手評】


曽ヶ端:決定的なシュートを何本も止める。1失点したものの、最大限に頑張った。


新井場:久しぶりに右サイドバックで出場したためか序盤、動きが悪かった。カバーリングも遅く、相手のプレーへの対応も悪い。後半、点を取りに行く段階になって、ようやく攻撃的に行って持ち味を出すものの、時すでに遅し。


青木:精一杯やったのだろうが、本職ではない不安定さが消えず。


岩政:高さには安定感がある。しかし、決定的な1点を奪われる。体力も尽きた。


アレックス:攻撃のリズムが悪い。流れるような攻撃がなく、左サイドに張っている大迫との連携もよくない。迫力不足。


柴崎:悪かった。パス、シュートともに精度を欠き、どのプレーも自信なさそうに見えた。


増田:終始、悪い意味で目立たなかった。


野沢:プレースキックの精度がまったくなかったのが致命的。


本山:相手に対応されるまでは攻撃をうまく組み立てられていたが、慣れてきた頃から封じられる。本人のポテンシャルからするとパスの精度も悪く、ミスになることも多かった。


大迫:左サイドハーフでスタメン出場。よかったり悪かったりで、あまり効いているようには見えなかった。ゴール前に人数が足りなくなる欠点を補えなかった。


興梠:ボールを貰うまではまずまず。しかし、肝心の決定力は皆無で、ワントップがそれだと得点出来ない。2列目に置いた方が活きるのでは。


小笠原:流れを変えるには、ほぼ態勢が決していた。プレスを受けてもボールをうまく捌けていたので、フィジカルが大丈夫だったのならスタメンで使って欲しかった。


タルタ:何も出来ず。


オリヴェイラ:メンバー的にもこれが限界か。退任のため、これがラストゲーム。



シーズンラストを8勝2敗で終えた京都と、2勝6分2敗で終えた鹿島の勢いの差は歴然で、自分たちのサッカーに自信を持っているのが観ていて伝わる京都の試合運びでした。


DFラインを高く上げ、中盤をコンパクトにしてプレスを速く、攻撃ではショートパスで失敗してもいいから素早くゴール前まで迫ってシュートを打つ。


柴崎と増田のボランチコンビでは対応し切れなかった。曽ヶ端がかなり頑張ったおかげで何とかゲームの形になったが、もっと早くに終わっていてもおかしくなかった。


攻撃では興梠がチャンスは作れるがゴールは決められず。ワントップにしているのでゴール前に人数も足りず、どうしても得点の気配がない。今いるメンバーでやるにはこの形しかないのかもしれないが、もうちょっと積極的に攻めていかないと勝てない。


ジョーカーとして密かに期待していた土居はベンチにも入れず。まあ、残念だが実績もないから仕方ない。


・・と、冷静に書いているように見えるけど、内心は相当ショッキングな感じですよ。


敗戦後、オリヴェイラは泣いていました。自分としては数多くのタイトルをもたらしてくれておりがとうと言いたいです。本当は優勝して泣く姿が見たかったけども。


勝っていれば次の相手は湘南でしたが、負けてしまったらどっちでも関係ありません。多分、今年の天皇杯は積極的には観ないでしょう。決勝くらいは観るかもしれませんが、たまたまその時間にテレビをつけているとかでないと、興味も持てないもので。


当ブログも春先まで休養・・としてもいいくらいで、おそらく鹿島サポの多くの方もそういう気持ちかと思われます。でもまあ、それも寂しいのでとりあえずまとめの記事を予約投稿でアップしつつ、移籍関係や面白そうなものを書いていこうかと思います。


年内は天皇杯関連の記事を、嬉々としてアップしていこうと思っていたのにな・・。

このブログの人気の投稿

2025第2節東京V(ホーム)戦

2025第4節FC東京(ホーム)戦

2025第1節湘南(アウェー)戦(開幕戦)