うまく付き合っていくしかない

ちょうどこの前、伊坂幸太郎の「PK」という本を読んだのだけど、サッカーで八百長が絡む話だったので、このところの誤審続きに要らぬ心配までしてしまった次第である。海外サッカーでは時々問題になったりしているけど、Jリーグは大丈夫なんでしょうね。


というのも、後から映像で観て明らかに誤審とわかる判定についても(鹿島だけでなく)、取ってつけたような理由で主審の判断が「正当」と説明されてしまうからだ。


審判が大変なのはわかるんだけど、誰もが言うように、選手・監督・チームだけが出場停止やら罰則を受けて、誤審をした審判がそのままお咎めナシってのでは。逆に文句言った方が裁きを受けるとかって、「お上への直訴は切腹」の時代じゃないんだから。


スカパーでのダイジェストでも問題のシーンはほとんど触れなかったし、西が倒された場面は完全カットだった。もうちょっと突っ込んで貰いたかったなあ。


不可抗力の出来事でも、知らんフリでは後味の悪さは残ったまんまになるからねえ。


ジョルジーニョは試合後のコメントで、「レフリングに関して僕が発言するのは今日で最後です。我々のチームを贔屓してほしいということは一切求めません。ただ、公平な笛であってほしい」と言ってますが、最後とか言わない方がよかったんじゃないかな。多分、これから何度でも同じことが起きると思うから。


まあ、審判がいなけりゃゲームも出来ないわけだから、お互いうまいことやっていくしかないんですが。


うまいことやっていくと言えば、スカパーのサッカー放送中の上下に流れる宣伝テロップ。2度苦情を入れた後はさすがに面倒になって放置してますが、一向に止める気がないのは(少し時間は短くなった気もするけど)、前にも書いたように皆さんそれほど気にしていないということかもしれません。


HPではカスタマーセンターの電話がつながりにくくなっていると書いてあり、苦情だったら自業自得なのにしめしめと、ダークな部分の自分がほくそ笑んでおります。


だけどそんなこと言っていて「じゃあもう中継してやらん!」てことになったら大変だから、ここもやっぱりうまくやっていくしかない。なんといってもスカパー様ですよ。と、急に下からブログ。


最近は試合が始まる前に、上下に紙を張って目張りをして問題の部分を隠しているのですが、これもまた面倒な手段で。


この話を友人にしたところ、テレビの画面設定を変えればいいんじゃ?ということになり、今までフル画面(アクオス)にしていたところを、シネマに変更してみたら・・


なんということでしょう!(BGM 松谷 卓 「TAKUMI/匠」)


あれだけ鬱陶しかったテロップが、キレイサッパリ画面から消えてなくなっているではありませんか!


このテは使えます。というか今まで気付かなかった自分がアホだ。


今度からはテレビ中継に集中出来ることだし、鹿島がさくさく勝ってくれたら言うことなしなんですがねえ。


ちなみに上記の「PK」ですが、伊坂作品らしさはあるものの、オススメするほどではありません。映画化された「アヒルと鴨のコインロッカー」や「ゴールデンスランバー」、「陽気なギャング」シリーズの方が断然面白いです。

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