2012第9節清水(アウェー)戦
立ち上がりの不用意な失点で清水の好きなようにサッカーをやられてしまった。嫌らしく時間を使われ、サイドチェンジをされ、鹿島はまったく何も出来ず。
前節よかったドゥトラを完璧に封じられ、両サイドバックも機能せず、前半はシュート1本。後半も多分枠に飛んだシュートは柴崎が打ったロング1本だけ。
清水が1-3でガンバに負けた試合はガンバがこんな感じで勝ち、鹿島がガンバとやった時は鹿島が先制点を取って5-0で勝ち、鹿島は清水に先制点を奪われてカウンターから追加点、0-3で押し切られた。ジャンケンみたいな感じで、三者の関係で言えば痛み分けなんだが。
ドゥトラと大迫を見切った監督の判断はよかった。しかし、岩政を下げるタイミングがわずかに遅れた。
立ち上がりの失点もほぼ岩政のオウンゴールだし、2点目は相変わらずズルズル下がってシュートを打たれての失点。曽ヶ端もあのパターンは予想出来ただろうに。
更に鹿島のセットプレーからパーフェクトカウンターを決められて勝負あり。せめて1点くらい返して意地を見せて欲しかった。
セットプレーのキックも酷かった。遠藤、小笠原のボールは相手の壁を超えず、味方に合ったのは1本あったかどうか。遠藤もいい時と悪い時の差が大きく、安定している柴崎に蹴らせた方がいいんじゃなかろうか。
前半、清水のパスミスから高い位置でボールを奪う場面もいくつかあったんだが、どれもシュートまで持ち込めなかった。ヨンアピンに読まれまくっていたのは、攻撃が単調だったのか、向こうが上だったのか。
運動量がなかったわけではなく、うまくゲームを支配されてしまったという感じ。ガンバ戦ほどのパフォーマンスを見られるとは思ってなかったが、ここまで封じられてしまうと意気消沈してしまう。
幸いと言うべきか、中2日で鳥栖戦がある。サッカーの借りはサッカーで返すしかない。鳥栖対仙台戦をちらっと観たが、相当根性入れてやらないと勝たせては貰えないだろう。気持ちを入れ直すだけでなく、悪いところを修正して望みたい。
(以下、個人的まとめ)
【2012第9節5/3(木・祝)】(アウトソーシングスタジアム日本平19:01KickOff清水/18,939人/曇り)
【スコア】清水 3-0 鹿島 (前1-0 後2-0) (S 11-5)
【主審】今村義朗(主審)、岡野尚士、渡辺智哉
【得点】
(清)前05分 伊藤 1右
(清)後27分 高木 5右
(清)後30分 高木→大前 3右
【警告】
(鹿)興梠3(前45+1分)、岩政2(後5分)
(清)なし
【出場】
GK 曽ヶ端
DF 西 岩政→73ジュニーニョ 山村 新井場
MF 柴崎 c小笠原 ドゥトラ→60青木 遠藤
FW 大迫→60岡本 興梠
【サブ】佐藤 中田 青木 増田 本山 岡本 ジュニーニョ
【MyMVP】-