2012ナビスコ予選5節新潟(アウェー)戦
遅ればせながら水曜ナビスコ新潟戦の感想。
鹿島としては引き分けもヨシとした戦い方だったのか攻め手に迫力もなく、新潟もプレスは激しいもののミスが多く、お互い締まらない試合。
シュート数も少なく、決定機もあまりないまま終わってしまうかとも思われた終盤、途中交代した本山のクロスを大迫がヘッドで決めて先制点を挙げた。
不調の新潟相手に先制点を取れば勝てると思っていた。内容的に微妙な感じがするものの、守備は安定していたし、目標の勝ち点3を取れたのでオッケーでしょう。
遠藤はムラが大きく、いいプレーと悪いプレーの差が大きかったが、得点につながったワンタッチパスはよかった。これを本山もワンタッチでドンピシャのクロスを上げ、大迫もケネディばりの高さで、コースも右上にスバリと決めるヘッド。上達したもんだねえ。
柴崎は小笠原がコンビの時は守備的なポジションで黒子に徹し、青木とコンビになれば前目でボールを捌きつつゴール前に顔を出すという文句なしのプレー。
小笠原はいれば頼ってしまうのか、ボールがほとんどここを経由するので相手にも読まれ易くなっている。
全体的にも足元へのパスが多くて、受け手も苦しいしリズムもなかった。得点以外のチャンスといえば、だいたいドゥトラか遠藤の単独突破で、バリエーションとしてはいいがそれだけだと難しい。
ジュニーニョは貰いたい位置で貰えるようになってきたように見える。往年のキレにはまだまだ及ばず相手を脅かすまではいかないが、攻撃の組み立ては出来るようになってきた。
サイドバックはやや自重気味で迫力はなし。岩政の高さは随分と効いていた。ほぼパーフェクトだったのでは。
なんだかんだと言いつつもこれで勝ち点12となり、今日(土曜)の試合で新潟が引き分けか負けで予選通過確定。1位2位通過はあまり関係ないので、まずは新潟が引き分け以下になるよう願ってます。
にしてもスカパーの標準画質いじめは本気ですな。決勝リーグに入ってもこんな調子なんでしょうかね。
(以下、個人的まとめ)
【2012ナビスコ予選5節 6/6(水)】(東北電力ビッグスワンスタジアム19:03KickOff鹿島/9,986人/晴)
【スコア】新潟 0-1 鹿島 (前0-0 後0-1) (S 4-7)
【主審】佐藤隆治(主審)、西尾英朗、川崎秋仁
【得点】
(鹿)後41分 本山↑大迫 2H
【警告】
(鹿)岩政1(後32分)
(新)本間1(前34分)
【出場】
GK 曽ヶ端
DF 西 岩政c 青木 新井場
MF ドゥトラ c小笠原→62山村 柴崎 遠藤
FW 興梠→78本山 ジュニーニョ→62大迫
【サブ】佐藤 山村 増田 土居 本山 岡本 大迫
【MyMVP】大迫