2012第17節大宮(ホーム)戦
やっと勝った。
前半ぐだぐだながら、後半はそれなりに盛り返した。内容的にはとても上位を目指せるものではないけど、勝ち点3はホントに嬉しい。
CBは青木ではなく中田を起用。序盤、山村とのコンビは噛み合っておらず、高さで負け、読みで負け、運動量で負け、ドフリーの選手をたくさん作ってしまった。曽ヶ端のビッグセーブがなければ早いうちに勝負は決まっていたかもしれない。曽ヶ端のおかげで勝てた。
オリンピック落選の大迫は注目していたけど、空回り感は依然として拭えない。自分で行くところと周りを使うところのバランスがいまひとつで、興梠とも息が合ってなかった。
得点シーンのキープからのアシストは見事だったんだけどシュートがね。
競り合ったところでの精度がなく、たとえば広島の佐藤寿のように、どの位置どの方向であっても常にゴールの大きさを認識していて欲しい。今のところシュートがワクに行くのは、ミドル以上のほとんどノーチャンスの位置からキーパー正面ってパターンのみ。ポストやバーに当たって惜しかったではダメだ。
西のゴールはよくシュートを打った。テレビで観ていても、打てって思ったし、PA近くではあのくらいの気持ちがないと。
ベテラン陣は活躍した曽ヶ端以外、既に夏バテか。中田はまだ90分もつ状態ではなく、小笠原もところどころにワザを見せるものの全体的に動きが重い。新井場も出足は鈍いはキレはないわで、青木を使った方がいいんじゃないのかというレベル。
遠藤は相変わらず判断が遅い。ボールを受けてから考えるのではなく、もっと先読みしてプレーして貰いたい。セットプレーは小笠原とともに酷いデキ。
柴崎の調子が戻って来たのが救い。前から言っているけど、いっそのことキャプテンにしてしまった方がいい。そうしたら小笠原を頼るゲームにならないと思うのだけど。
山村はセットプレーで残った時、サイドで鋭いターンからのクロスを見せた。あれ以降ディフェンスもよくなった。
ドゥトラは突進力もあるし、つなぎも出来ているし、いい仕事をしている。
この試合でひと回り終了したわけだけど、勝ち点、順位は後半仕切り直してやりたいくらい。まあ、そういうわけにもいかないので、一歩ずつやっていくしかないですな。
(以下、個人的まとめ)
【2012第17節7/7(土)】(カシマスタジアム18:34KickOff大宮/12,787人/雨)
【スコア】鹿島 1-0 大宮 (前0-0 後1-0) (S 23-9)
【主審】西村雄一(主審)、相楽亨、名木利幸
【得点】
(鹿)後29分 大迫→西 1右
【警告】
(鹿)ドゥトラ3(後35分)
(宮)東1(後18分)
【出場】
GK 曽ヶ端
DF 西 中田→72青木 山村 新井場
MF 柴崎 c小笠原→66本山 ドゥトラ 遠藤
FW 興梠→86ジュニーニョ 大迫
【サブ】佐藤 本山 増田 青木 土居 ジュニーニョ 岡本
【MyMVP】曽ヶ端