2012第21節磐田(ホーム)戦

誤審にも助けられて苦しい試合を逆転勝ち。今シーズンはジャッジに勝ち点を削られたこともあったが、今回は鹿島側に有利な決定打があったことは間違いない。


全体を通すと微妙な感じなのだが、曽ヶ端のキャッチミスでの得点をキーパーチャージで取り消してしてくれたのは、試合展開も含めて非常に大きかった。


曽ヶ端は1失点目の無抵抗といい、今日はいまひとつ。岩政も確かアウェー戦でも同じような形で前田にやられたんじゃなかったか。練習でもあんなに綺麗に決まることないだろうに。


DFラインは岩政、新井場、西の足がばったり止まっていたが、青木のフォローは効いていた。


開始早々の前田のゴールからずっと磐田のペースで、もしかしてこのまま90分やられ倒すんじゃという不安もよぎったが、大迫がPA近くで貰ったFKで流れが変わった。


興梠がブラインドになり、小笠原、レナトが並んで立つトリックプレー。レナトが蹴り、完璧な軌道でゴール右上隅に決まって同点。余談ながらあのシーン、反応が遅れた興梠に当たりやしないかと、違う部分でヒヤヒヤしていた。


その後に上記の誤審があり、ジャッジに助けられてからは鹿島が主導権を握った。後半になっても鹿島が押し、シュートも増えた。


レナトが最後まで動けていたのが大きい。攻守において効いていたし、FK、アシストと文句なしのMVP。惜しいシュートもあったし、このままコンディションが上がっていってくれると頼もしい限りだ。


逆転は興梠が右サイドでのキープから、グラウンダーのクロスを遠藤がスルー、切り込んで来た西がシュート、GKが弾いたところを遠藤が詰めてゴールという流れ。磐田の足が止まったところを突いたいいプレーだった。これを見ると、西はやっぱり攻撃の選手だということがよくわかる。


中盤ではドゥトラにムラがあったが、小笠原が交代するまで走り回り、柴崎、レナトの運動量が豊富。日程的に厳しい戦いだったが、押し切られずに済んだのは最後まで走った結果。勝ち点3を取れたのはハードワークの賜物だろう。


6連戦の最後を勝利で終えた。4勝1分1敗で耐え、リーグの勝ち点も少し落ち着けた。小休止を挟み(というか通常日程)、反撃のきっかけにするにはいい試合だったと言えよう。


(以下、個人的まとめ)

【2012第21節8/11(土)】(カシマスタジアム18:34KickOff磐田/14,649人/曇)

【スコア】鹿島 2-1 磐田 (前1-1 後1-0) (S 12-10)

【主審】井上和大(主審)、金田大吉、木川田博信

【得点】

(磐)前03分 駒野↑前田 9H

(鹿)前19分 FKレナト 1左

(鹿)後31分 遠藤 5左

【警告】

(鹿)なし

(磐)前田2(前38分)

【出場】

GK 曽ヶ端

DF 西 青木 岩政 新井場 

MF 柴崎 c小笠原→86増田 ドゥトラ レナト

FW 興梠→89本山 大迫→61遠藤

【サブ】佐藤 昌子 増田 本山 遠藤 ジュニーニョ 岡本

【MyMVP】レナト

このブログの人気の投稿

2025第2節東京V(ホーム)戦

2025第4節FC東京(ホーム)戦

2025第5節柏(アウェー)戦