方向性の見直し

前節の浦和戦が始まる前までは、もしかしたら優勝もイケるんではないかという幻想があったのだが、脆くも崩れ去った。


勿論、数字上の可能性は残されている。首位広島の勝ち点が43で、鹿島が29。残り12試合で14点差なので、こっちが全勝する間に向こうが5試合ほど負けてくれれば追い抜く。


しかし、これは机上の空論。結果的にそうなることがあるにしても、まずは第一に残留。というか絶対目標。第二にACL圏内、第三に賞金圏内。


それぞれを模試判定ふうに言えば「残留 A」「賞金 C」「ACL D」「優勝 E」ってところで、なかなか厳しい現実だ。早いうちに勝ち点を稼いで、多少の心配のある降格の危険性を排除したい。


余裕が出来たら来季以降を見据え、積極的に若手を起用していく方向が喜ばしい。具体的には土居、昌子、梅鉢、サイドバックの鈴木、伊東ら。


そうして経験を積ませて成長させたうえで、タイトルの可能性が残っているナビスコを全力で獲りいく。まあ、ここも柏が強敵なんで次を勝ち上がるのも難関なんだが・・。


優勝した勢いでチームを熟成し、天皇杯も優勝してACLの権利も獲得、ってのが最良のコース。最大限に欲張っている話だが。リーグは賞金圏内に入ればラッキー、残留でオッケーのいうスタンス。


「1パーセントでも可能性が残っているのに、諦めるとはけいからん!」と言われる方もおろうが、それはそれでアリ。否定しているわけではないのだから。


奇跡的に逆転しリーグ優勝したら、勿論、本気で喜ぶ。


ちなみに天皇杯は二回戦から「県代表」→「ガイナーレ鳥取、ザスパ草津」→「川崎フォロンターレ、徳島ヴォルティス」→「ガンバ大阪、大分トリニータ、アルビレックス新潟、ヴァンフォーレ甲府」でベスト4。


そこから先は「名古屋、浦和、広島、清水」で、反対の山は「柏、磐田、横浜FM」あたりか。


とにかく、一戦一戦、どの試合でも一生懸命に戦って勝利を目指すことには変わりなく、目の前の勝ちを貪欲にもぎ取っていきたい。


そこのところの方向性は、未来永劫、不変だ。

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