2012第24節神戸(ホーム)戦その2
【2012第24節神戸(H)戦・選手評】
曽ヶ端:意識的にこぼしていたのか危なく見えるシーンもあったが、無失点に貢献。
西:やや中途半端なプレーが多かった。攻撃にキレもなかった。
岩政:高さで勝てていた。無失点で締められたが、ボールの受け渡しで意思疎通を欠くなど不安な面もあり。
青木:連携面で少し乱れることもあったが、何とかやり切れた。
新井場:守備重視。攻めに入った時、中盤の選手とのパス交換はよかった。
本田:的確なカバーリングでピンチを防ぐ。安定感のある守備、丁寧なつなぎとボランチとして最高の仕事。
小笠原:攻撃の起点となり、中盤に落ち着きを与えた。キャプテンの存在感を見せた。
レナト:最後まで運動量が落ちない献身的なプレー。得点に直結するパスを供給出来ていた。
ドゥトラ:迫力はあったが、雑なプレーが多い。
大迫:勝利をもたらすスーパーゴール。危ないところを守備にも行けており、体もキレていた。
興梠:大迫との連携がよかった。前線からのプレスも出来ていた。
遠藤:ボランチで交代出場。正直、まったく何も出来ていなかったように見える。
増田:自分の役割はこなせていた。
昌子:出場時間短く評価なし。
ジョルジーニョ:選手との話し合いで守備のプレスを変更したとのこと。手堅い采配で勝利をつかんだ。試合中、熱心にメモを取っていたのが気になる。
守備的に入ったのか攻撃に迫力はなかったが、大迫のスーパーゴールのおかげで勝てた。(スカパーの今節ベストゴール)。
ちなみに大迫は09年から年間リーグ得点が3、4、5で今年6点になった。まさかここ止まりってないことのないよう、お願いしたい。
全員の守備意識が高く、最後まで集中力を欠くことなく守り切れたのはよかったが、カウンターがシュートで終われない点は修正する必要がある。数的優位をパスミスや意思疎通を欠いてフイにする場面も結構あった。
ジャッジについては、前半ドゥトラの突破を後ろから阻止した茂木がイエロー止まりだったのは納得いかない部分。伊野波の意味不明の、プレーとは関係ないところでの肘打ちもリプレーで観るとレッド相当なんだが。西の遅延行為もあの時間帯、あのくらいで取るのも厳しい判定。
田代、野沢、伊野波に仕事をさせなかったのは、鹿島の意地が見れて嬉しかった。
大迫に復活の気配が見られ、本田のメドも立った。ゲームにも勝った。立て直す、いいきっかけとしたい。
次は水曜にナビスコ準決勝第1レグ。代表に呼ばれた岩政は話し合いでどうにかなるんでは、と思っていたのだが、どうもそんなうまいことはいかないみたいだ。