第92回天皇杯2回戦あれこれ
2回戦でカテゴリーが下のクラブに破れる波乱があり、神戸、甲府(PK)、札幌(PK)、広島、鳥栖、F東京が姿を消した。
力では断然上なのだが、フルメンバーでいくには疲れもあってとか、このくらい(のメンバー)でも充分勝てるだろうという油断もあり、格上が戦いにくいのは確か。そういう意味ではメンバーを落とさずに挑んだジョルジーニョの判断は正しかった。
柏も柏U-18と対戦していたが、レアンドロ、ジョルジを出してガチでやってたからね(3-0勝ち)。
J1の参戦は4回戦からでいいんでは、と言っていたが、J1クラブが4つも負けるとなるとそうも言ってられない。主催としてはしめしめといったところか。
まあ、実戦経験を積めるというプラス面を受け入れた方がいいかもしれない。ジャイアントキリングはやられる方にしては堪えるもんだが。
年末のスケジュールを見ると、例年とは違って1週おきになっていて、一応、日程も考慮されているようだし。
鹿島の3回戦は鳥取が相手。鳥取は9月9日現在J2で下から3番目に沈んでいて、一発を狙ってくるのか、J2残留に全力を注いでくるのか見当がつかない。
とにかく、ACLの出場権を得るためには、リーグ3位以内に押し上げるよりも、天皇杯優勝の方が達成しやすいように思える。次も、勿論その次も、油断せずにやっていくしかない。
ナビスコと天皇杯、J1は賞金圏内。このあたりが今の鹿島の目標ラインだろう。