2012第25節川崎(アウェー)戦
ボロボロの守備、バテバテの中盤、内容からして引き分けは妥当な結果ながら、ソッコー奪った2点を有効に使って勝ち切りたかった。
ジュニーニョの、ゴール直近、目の前に誰もいないドフリーのシュートを枠の上に飛ばしたヤツは、狙って蹴っても外す方が難しいんじゃないか。
他にもタイミングドンピシャで飛び出したのに、もたもたして詰めらたりともう見切り時かと。最後のさえ決まっていれば、内容最悪でもアウェーで勝ち点3という結果を持ち帰ることが出来たのだが。
柴崎のキラーパスを興梠が決めて先制、ドゥトラの突破が倒されPK獲得、興梠が蹴って2点、とそこまでは最高の流れだった。しかし、チーム全体でハイプレスをかけて前線に迫ってくる川崎相手に、受けに回って常に後手後手。
青木、岩政のDFラインは誰をマークしているのかわからなかったし、ドゥトラが攻撃に専念するので新井場のサイドをやられまくって防戦一方になっていた。中村憲へのプレスも甘かった。
DFラインから上がって来た實藤をつかまえ切れず、中村憲とのワンツーで中央を突破されての失点。完全に勢いは川崎になった。
後半に入ってさすがに川崎の圧力も弱くなったものの、相変わらずフリーでシュートを打たせる場面も増え、曽ヶ端のセーブがなければもっと早い段階で追いつかれていた。
いつ、動きの重い小笠原か、疲れの見えた柴崎を下げて本田を投入するのかと待っていたが、交代で出て来たのは遠藤、増田。
直後に、右サイドからのクロスを中央で受けた大島がドフリー。曽ヶ端のブロックを弾き飛ばす強烈なミドルを叩き込まれて同点。
そこからようやく重い腰を上げて攻撃に転じるも、先に挙げたジュニーニョの決定的なミス、更にはカウンターから興梠が絶好のチャンスを決められずに試合終了。結局、2点目までと、追いつかれてからの時間帯以外、圧倒的に攻められた印象しか残らなかった。
決め手を欠く。言ってしまえばそれまでなのだが、守備も安定しないし、決定機も外している。
上の方の順位を目指すのは無理なんだろうかね。
(以下、個人的まとめ)
【2012第25節9/15(土)】(等々力陸上競技場19:03KickOff川崎/18,088人/晴)
【スコア】川崎 2-2 鹿島 (前1-2 後1-0) (S 15-20)
【主審】飯田淳平(主審)、西尾英朗、大川直也
【得点】
(鹿)前06分 柴崎→興梠 8右
(鹿)前17分 PK興梠 9右
(川)前19分 中村→實藤 2右
(川)後33分 越野→大島 3右
【警告】
(鹿)なし
(川)實藤2(前15分)、山越2(前40分)、田中4(後17分)、井川4(後26分)、楠神2(後40分)
【出場】
GK 曽ヶ端
DF 西 青木 岩政 新井場
MF 柴崎 c小笠原 レナト→77増田 ドゥトラ→77遠藤
FW 興梠 大迫→66ジュニーニョ
【サブ】佐藤 昌子 増田 本田 遠藤 本山 ジュニーニョ
【MyMVP】-