2012第27節ガンバ大阪(アウェー)戦(観戦)

あそこまでいったら勝ちたかったが、喜べるほどの内容でもなく、2-2で終わったのはむしろ勝ち点拾えたと思うべきなのか。


流れを変えるべく4-3-2-1の大迫ワントップのシステムに変更。確かに中盤の底に人数は増えたものの、スキマが少なくなっただけで、こちらからボールを奪えているわけでもなく、攻撃に移った時の腰の重さったら、コタツに入ってほっこりしている人間のごとし。


2点目はドゥトラのスピードが活きたための得点ではあるが、イージーボールをこぼしてくれた藤ヶ谷のおかげでもある。


後半、ガンバが前がかりになったおかげで攻めも出来ているようには見えたが、正直、これでやっていくには相手がまともだったら攻守において厳しい。よくこんなバラバラな形で2点も取れたものだ。


裏を返せばガンバの守備が注意力散漫だったし、攻撃もレアンドロ頼み。試合後、ブーイングらしきものが起きていたが、あれがブーイングだとしたら、「鹿島ごときに引き分けやがって」という感じか。


足をツルツル滑らせる両CB、ボールウォッチャーになって、絶対にケアしなければいけないレアンドロをフリーにして得点を許すDF陣。1点目も終了間際の同点弾も、人数はたくさんいたのに肝心要の選手がフリーってどういうことだ。


レアンドロに絶好のパスを渡して自分で止めるという自作自演でスタジアムを沸かせた曽ヶ端は、打ち合わせでもあったのかと思うほど。小笠原も見えないところに重りをつけているのかと疑うくらいのキレの悪さ。相手のスピードにまったくついていけていない。


集中力のムラが大きい西も最後のところで反応が遅く、失点に絡む場面が多い。前にいる選手の中途半端なクリアが最大の原因とはいえ、どっちか止めて欲しかった。


大迫のワントップはよく出来ていた。ボールを受けて収めたり、散らしたり。もう少し後ろが押し上げてくれれば、自身もゴールに向かうチャンスもあった。後半、ポストに直撃したシュートがあったが、あれを決められたらパーフェクトなんだが。(カウンターで足を滑らせたやつと)。


レナトのゴールも見事。2点目にも絡んで、攻撃面では結果を出した。イエローは録画で観ると家長を蹴っていたので仕方ないが、家長が先に蹴っている。ちゃんと両者に出して貰いたい。ほぼシュミレーションと言っていいPA内での転倒も要チェック項目。


結局、ガンバ相手には3-2くらいでないと勝てないと思っていたので、3点目を取れない以上、逃げ切るのは難しいミッションだった。終了間際の失点も、何故か納得してしまう自分がいた。


本田が足をつらずにやれていたらどうだったかと思わないでもないが、やはりモノを言うのは勝利への執着心なのか。


12~13位の椅子が相当座り心地がいいみたいだが、それ以上、下は勘弁して貰いたい。下はそろそろヤバいよ。


(以下、個人的まとめ)

【2012第27節9/29(土)】(万博記念競技場16:03KickOffガンバ大阪/14,163人/雨時々曇)

【スコア】ガンバ大阪 2-2 鹿島 (前1-2 後1-0) (S 17-11)

【主審】山本雄大(主審)、金田大吉、金井清一

【得点】

(鹿)前09分 大迫→レナト 2左

(G)前25分 レアンドロ 10右

(鹿)前38分 ドゥトラ 3右

(G)後45分 レアンドロ 11左

【警告】

(鹿)ドゥトラ1(前15分)、岩政1(後17分)、レナト2(後19分)

(G)阿部2(前7分)

【出場】

GK 曽ヶ端

DF 西 青木 岩政 新井場 

MF 本田→64昌子 c小笠原 レナト→64本山 ドゥトラ→56遠藤 柴崎

FW 大迫

【サブ】佐藤 昌子 増田 本山 遠藤 ジュニーニョ 興梠

【MyMVP】-

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